ヒルクライム、終了、で?
懸案だったヒルクライムの効率化の検討作業は終了である。2017年の夏から行って丁度1年である。平日夜間ドライ路面という状況では毎日ヒルクライムを行い、ポジション、ペダリングの見直しを進め、最終的にワンオフアタッチメントを製作して、伝達出力で100Wアップという結果である。
何か新しい知見を得ようとすれば、試行錯誤を繰り返し検証することが必要。試行による知見は再現性がなければNGであり、再現性のある知見は繰り返し試行することで検証する。方法はこれしかない。
これまで、ロードバイクではDHバーを使った深い前傾姿勢で低脈動で高いトルクを持続するためのペダリングは?とか、色んな取り組みを行ってきたけど、どんな取り組みも確信を持てる状態に辿り着くには最低でも1年は要するようだ。
一応、平地走行で高いアベレージを保つ乗り方、高負荷ヒルクライムで納得出来る速度が維持出来る乗り方、この辺りで自分の方法が確立出来たのでOKである。
取り敢えず、ロード、ピストで問題となりそうな部分はクリアになった。
何にしろ、疑問に対する回答を見付けるのには長い時間が必要。簡単に結果が出れば良いけど、短期的な判断だと、それがホントに求めた答えかどうか?というのは正確に判断出来ない。
自転車ネタもそうだけど、単車ネタもそうだ。ただ、疑問を持ちながら取り組みを続けていて、或る時、突然に、これか?という感覚に遭遇する。これが確証となるには、その感覚による行動が再現性を伴っているかどうか?を確認する必要がある。
単車では、ターンインの際の行動で、自分にとって一番都合の良いアクションは何か?を見付けた時が一番新しい知見だけど、それに辿り着くのも結構な時間が必要だった。
さて、次は何探そうかな?
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