DHバーベースバー用エンドバー
なんだかよく判らない表現だけど、マルチユースのロードバイクには、プロファイルデザインのDHバーを装着している。
このDHバーは、ドロップバーの上部に装着するタイプで、アームパッドのベース部とライザーバーが連続的に配置された構造である。L字型のベースバーの進行方向部分の先端に伸縮して調整できるようにライザーバーを差し込む構造で、L字に曲がってドロップバーと平行な部分は、上部にアームレストをスライドして位置調整して固定できる構造となっている。
通常のドロップバーのポジションからすれば、上部にベースバー、その上部にアームパッドということで、ドロップバーのポジションが低くなければ、DHバーを握ったポジションの前傾度は緩やかとなるのが特徴である。ベースバーがハンドルバーの上なのでライザーバー自体も高い位置になっている。
ところで、このバーを活かして、ヒルクライム時のクランクフォワードなペダリング時に楽なアップライトな姿勢を保つグリップを増設することにしたのが、先に紹介した記事だ。
このグリップはDHバーのベースバーを利用して装着する。ベースー自体がアームレストの可動幅を確保するためか、横方向の移動代が結構ある。この部分はアームレスト直下だけど、長さで6cm程あるのだが、この部分に指を掛けて上体を起こしてペダリングを行うと結構楽なのだ。
この位置はドロップハンドルの水平部位置と較べれば、上方に4cm、手前に5cm程の位置だ。そこで、このベースバーの端部にパイプを突き刺す形でバーを延長して取り付けてみた。
最初に製作したのはフラットで真横に5cm程延長したモノ。これでも全く不具合、不都合は無いけど、もう少し工夫することにしてみた。
次に製作したのは、エンドバーの形状をドロップバーのショルダー部と平行となるような湾曲した構造である。
結論としては、完全に横フラットなモノに較べると、湾曲したバーはバーを逆手で握る時に手首の負担が小さくなるようだ。順手で握る場合なら幾分フラットな方が楽だけど、それ程大きな違いは無い。それよりも逆手で握る場合の違いの方が大きい。
取り敢えず、ベースバーに装着するヒルクライム用補助バーは2種類製作してみた。
ネジ一本で交換可能なので、定期的に交換して使用してみて、どっちがよいかじっくり見定めたい。
| 固定リンク
コメント