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2018年11月 4日 (日)

DHバーの取り付け位置

ドロップバーに後付けするDHバー、バーの形状では無く、取り付け位置で見ると大きく分けて二通りある。
一つは、ドロップバーの上にバーを取り付けるタイプで、もう一つは下に取り付けるタイプだ。
どっちがどう?というよりも、この違いは基準となるドロップバーの取り付け位置が何処にあるか?が影響すると考えるのが普通。
ドロップバー自体の位置が低ければ、DHバーは上にマウントしても前傾姿勢が作れるけど、ドロップバーの位置が高ければ、深い前傾姿勢を作るためには下方にマウントする必要があるという考えだ。

ただ、DHバーは深い前傾姿勢を実現するためという前提に捕らわれなければ使い方は様々である。
普通のロードバイクでライザーバーを上にマウントするタイプでは、上体自体は前傾姿勢にはならないけど、腕をタイトに絞る事で前面から見た時の投影面積は減少するし、胸を閉じた姿勢故に形状的にも空気抵抗が軽減できる。
これをツーリングレベルで疲労を軽減するためということで、前傾姿勢を程々に留める考えならば、アップライト気味のロードバイクにライザーバーを上にマウントして使うという使い方もアリである。

我が家では、ヒルクライムにも使うツーリングロードでは、ライザーバーを上方にマウントするタイプのバーを使っている。まぁ、フロントに小さなキャリアを装備しているので、キャリア上の積載空間を確保するために、ライザーバーを上にマウントしたいというのもある。このDHバーは、アームレストのベースバーの形状が特殊になっているので、その部分を加工して、ヒルクライム時にアップライトペダリングが出来るようなサブバーをベースバーのエンド部に追加している。高速走行用前傾姿勢から登坂用アップライトポジションまで対応したマルチバー的な仕様となっている。

これは、先日、ヒルクライムにおいてはアップライトポジションがお奨めという記事を記載した時に、サブバーを製作するという話を掲載したけど、そのサブバーの事。

結構、お奨め。

ただ、アップライトポジションでのペダリングではサドルハイトを少し下げた方が都合が良いので、平地走行時と登坂時の両方を満足出来るような中庸的なサドルハイトを見付けるのが少し難しいくらい。

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