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2018年11月28日 (水)

サドルハイトとストレッチ

先日、サドルハイトを見直した記事を書いたけど、最大で20mmというと結構な量である。
身長が170cm程度、股下が760mmである。これでサドルトップ~BBセンター距離が695mmだ。股下に対する比率は0.914だ。これまでが0.888だから、随分と増えている。
サドルが高すぎると脹ら脛のツッパリ、股関節の動きが断続的な感じになっていたけど、それも感じない。20mmという距離は結構な量。勿論、脚が長くなった訳ではない。
下死点通過時の膝関節と足首関節の開放角度が広くなったためだろう。
足首関節が広くなったのは、脱力時の関節状態が変わったと言うよりも、脚をリカバリーする動作によるもの。ペダルを引き上げる程では無いけど、脚を下死点近辺から抜く動作によって脚を引き上げるタイミングが早まった事が最大の理由だろう。
脚を引き上げても脚が引っ張られる感を感じなくなったのは、脚を真っ直ぐにした時に筋肉が良く伸長するようになった事、つまりストレッチの効果では無いだろうか?
この部分の柔軟性が欠けると、結果的にサドルハイトが低めになる。低めでも問題無いとは思うけど、上死点からトルクの掛かるクランク水平近辺において踵が下がり気味になったりして脹ら脛等に無駄な力が奪われかねない。

サドルが高すぎても、脚が引っ張られる感が生まれるとNG、低すぎて不必要に関節が曲がりすぎると力のロス、速いペダリングでの尻跳ねに繋がる。大事なのは、動力を伝える時に無駄なくだから、力を入れる時に足首が一番固定しやすい角度で、筋力を全て動力に伝えられるというのが理想。それを満たした上で、リカバリー時にクランクと脚が干渉しない事。引き脚というのは、クランクを引き上げるというよりも、クランクの戻りを邪魔しないように脚を引き戻す的な意識の方が強い。ただ、足首関節が負担無く伸びた状態で脚を引き戻す動作時というのは下死点近辺では走る時の地面を蹴る感覚とは違うけど、ペダルを後方に掻き出している感はあるので、その時点ではクランクを回す動力として追加されているようである。その時点は足の甲はフラットよりも縦向きであり、足首は開いた状態となっている。ここから足を戻す時は脚が柔らかく動くかどうかが重要。

脚を柔らかく動かすのは関節が滑らかに動く事だろうけど、関節が滑らかに動くかどうか?というのは、筋肉がしっかりしなやかに伸びるかどうか?に掛かっている。筋肉が柔らかさは関節の可動域と関連しているようだ。

筋肉が柔らかく動き、下死点近辺で蹴り上げ的な動力を追加出来るか否かというのは、下死点近辺での脚が伸びた状態から戻す状態の足首の柔らかさ、つまり脹ら脛の筋肉の柔軟性が重要なのかもしれない。

それにはストレッチが有効で、ストレッチが上手く出来れば、結果的にサドルハイトがプラスに変化するということかもしれない。

まぁ、勝手な推測、推論に過ぎない。

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