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2018年12月11日 (火)

自転車とコリ

自転車に乗って運動する時間が長ければ長い程、固定した姿勢で長時間、筋肉を連続して動かし続ける事になる。
固定した姿勢での運動といえば、特定の筋肉は連続して動かす一方で、姿勢を固定するが故に、関節の角度を固定した状態を持続し続ける箇所も多数生まれてくる。
結果、固定した部位の筋肉や腱は長時間固定した状態が持続されることによるコリ、固着が生まれてくる。
それ故に、時折の身体のほぐしやストレッチが必要となるが、それでも現実は不足している。

同じ有酸素運動でも完全に身体がフリーな状態のスイムでは、たとえ一日で連続5時間以上、距離で10km程度をノンストップで泳いだとしても、疲労感は残れど、コリで身体が痛くなるということは無い。
一方で、自転車で100km越えのサイクリングを休まず行うと、サイクリング終了時においては身体の関節を色んな方向に回してほぐすような行為を無意識に行ってしまうものである。

実際、自転車に負荷を掛けて連続的に乗るようになって、これまで感じた事のない首のコリ等による稼働範囲の制限を感じる事が増えてきた。

凝りによる不具合が自覚症状で感じられるようになった最初の瞬間は、ピストバイクで走行中、後方確認のために前傾状態で後を振り向く時が最初だ。
この時、首の角度を一定以上回そうとすると激痛を感じたのが最初である。最初に感じたのは冬場の早朝、寒い時間帯である。
その後、しばらくは首を一定以上回そうとする事が難しい状態。その痛みを感じる部位を指で押したり、マッサージ器具で押したりしても、或いは、消炎剤を塗布しても、状況は全く改善しない状態で数年を過ごした事がある。

今現在は、そのコリによる痛みによる稼働範囲の減少という不具合は随分と解消したけど、解消させた方法は、一定以上回す事が難しい状況で、更に回すのを諦めるのではなく、力ずくで強引に動かすと言う事である。筋肉か、関節か、腱かは知らないが、強引に動かすと、バリバリ、ボキボキと音を立てるのだが、それを無視して強引に動かす作業を1週間続けてみた。
すると、多少の違和感は感じるけど、動かなかった部分が動く方向と同じくらいの角度で動くようになり、それを繰り返す事によって、鈍く慢性的に感じていたコリによる重さは殆ど感じないようになったのである。

それ以来、身体の各部を十分動かすストレッチを毎日1時間近く行っているが、このストレッチによる身体のほぐしは、自転車運動には不可欠な整理体操みたいなものである。
まぁ、自転車運転によって重度の凝りが生じると言う事は無い人の方が多いかも知れないが、過度な運動後には、こういうストレッチ動作は必須だと考えられる。

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