シャフト駆動の取り回し
昔から、シャフト駆動車の取り回しは重くて大変という事をよく聞いていたけど、1980年代から殆ど途切れることなくシャフト駆動車を所有維持してきた自分の印象では、少なくとも、車庫入れ等で数十メートル以内の押し歩きにおいてシャフト駆動車の取り回しに重さを感じる事はない。
1985~1987年、1993年~現在においてシャフト駆動車というとXZ/D、CX、BTを乗り続けてきたけど、どれもそんなに押して重たいということは無かった。
寧ろ、チェーンの歯の噛み合いの音が聞こえない分、ローフリクションでスムーズな印象が強い。
まぁ、シャフト駆動車自体の車重の重さの事を人はいうのかもしれないが、少なくとも、平地を押し歩きする分には車体の重さによるネガは全く感じない。
個人的には、シャフトドライブによるデメリットというのは殆ど感じないというのが実感である。デメリットとして聞こえてくるのは、取り回しの重さ、ギア比が変えられない、操縦性に癖がある、、、と、そんなところだけど、操縦性の癖を感じた事もないし、ギア比を変えようと思う事も少ない。それよりも長所の走行時の静粛性、基本的にメンテナンスフリーというメリットの方が大きい印象である。
少なくとも、日常の取り回しにおいてシャフト駆動のデメリットは重さを含めて全く感じた事がないのだ。非常に優れたメカニズムだと思う。
ただ、最近はシャフト駆動車っていうのは少数派である。少なくとも、ミドルクラス以下で見掛ける事はない。重量車のクルーザーのみという感じ。
個人的にシャフト駆動は好みのメカニズムである。クルーザーカテゴリー以外からも昔のように登場して欲しいモノである。
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