ステアリングダンパー
80年代、峠遊び大好きな時代といえば、ステアリングダンパーといえば必需品だったけど、最近は、あんまり必要性を感じてないかも知れない。
走る場所は同じだけど、必要性が下がっている、、、、もしかしたら、乗る場所、乗り方の違いというよりも、最近のモデルを公道レベルで遊ぶ分には、そんなモノは不要ということかもしれない。
まぁ、ステアリングダンパーが不可欠と思ってきたバイクといえば、RZ350R改、NS400R、RG400/500ガンマだけだ。
因みに、ステアリングダンパーを装着した理由、その発端を探す。記憶を辿っていくと、、、、そう言えば、峠の上り坂、コーナーの立ち上がりからのフル加速で、浮き気味のフロントが荒れた路面に撫でられて振れ回る、、、、これが最初の原因だ。畑賀峠で遊んでいた頃、出雲大社下のS字コーナーからの立ち上がりのフル加速で前輪が浮いて振れ回すというのが、そもそもの発端。
それから、ガンマで必要性を感じたのは、山陽道の下松のSA辺りのオービスが在る辺りで、高速走行中に車体が周期的に左右に振れ始めてヤバイと思ったのも発端だ。
前輪荷重が少ない状態でのフル加速時における前輪の振れ対策、超高速域におけるヨーイングからのフロントの振れ幅増加対策が発端である。
逆に、CXとかSV、BTでは必要性自体を感じない。
どんなに全開加速してもフロント荷重が無くなるような事は無い。因みに、2ストに乗る時は前乗り、4ストの乗る時は後乗り。後乗りで単車を操作する時は、後輪の動きに素直に前輪が追随してくれるのが大事。そうなると、抵抗となるステダンは無い方が好都合とも言える。
過激なパワー特性で荷重を失いやすい車両には、ステアリングダンパーが必須というのは、もしかしたら昔の考え方かも知れない。今時の車両は、IMUが搭載されバランスを失わさないようにパワーが制限されている。ステダン、、、消えて無くなるかも知れないな。
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