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2019年1月23日 (水)

TIG溶接をチョイス

チョイ前迄の自分なら絶対にチョイスしない溶接法を、この度のフレームオーダーではチョイスした。
今回、レイノルズ953という高強度ステンレス鋼を用いたホリゾンタルロードフレームのオーダーを入れたけど、フレームの組み方には三通りの選択肢があった。

次の三つだ。
1.ロウ付けラグドフレーム
2.ロウ付けラグレスフレーム
3.TIG溶接フレーム

この三つ。そして、今回チョイスするのはステンレスパイプ。

これまで、新規でフレームチョイスをする時に選んでいたのはロウ付けラグドフレームである。これ、何と言っても美しいから。ラグのデザインを選べば趣味性も高いのである。前回新規で製作したのは6年前で、東叡のラグドフレーム、ラグはメッキで磨きだしである。美しい。
ラグドフレームの美しさはピカイチである。強度もラグに差し込み、差し込み面にロウ材を流し込むので強度は抜群。そう思っていた。
ただ、強度面で抜群というのは今は思っていないのだ。っていうのは、ラグの場合、差し込み部は案外緩いのだ。その緩い箇所にロウ材を流し込むので、差し込み部が一様で必要以上に隙間が無いのが大前提だけど、ジオメトリーによってはパイプと差し込み部の隙間が不均一となりロウ材の回り込みだったり強度が今一に為る場合がある。
実際、過去にピストバイクでラグからパイプが抜けるトラブルに遭遇した事がある。それで、ラグドフレーム最強!という考えは自分の中から無くなった。
ただ、趣味性を追求すると、今でもラグドフレームでメッキ磨きだしというのがベストという風に考えている。

今回、ステンレスパイプフレームでロードを組むのは、強度と耐食性を求めてのチョイス。それ故に、振動が続く路面を走る前提では、ラグドフレームは候補から外したのである。因みに、二年前に最初に工房に相談した時はラグドフレームである。しかし、その後のヒルクラ走行での振動によるトラブルで、強度重視率が高くなったのでラグドフレームは除外に至ったのである。

で、そうなるとチョイスはロウ付けラグレスとTIG溶接である。美しさは?というと仕上げの綺麗なロウ付けラグレスだ。ただ、このロウ付けラグレスとTIG溶接というと、ラグドフレームとは違い、パイプを綺麗に付き合わせて接合面を溶接するのだけど、基本的に溶接接合面は同じ。となると、ロウ付け溶接とTIG溶接では、どっちが強度が高いか?というと、、、、こうなると、TIG溶接だろう。

強度重視である。そして、接合面の接合状態の仕上げの綺麗さ?というのは、完成後に露わになるのがTIG溶接である。

ということで、完成車の美しさはビードが残って人によっては評価が低いかも知れないが、自分はTIG溶接をチョイスしてみた。

価格はラグドフレーム>TIG溶接フレーム>ラグレスフレームでした。

因みに、我が家のJIS4種チタンロードは、ロー付けラグレスフレーム、東叡スポルティーフはラグドフレームである。今回のヒルクラブルベ用ロードはTIG溶接である。

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