禁煙による体質改善総括
喫煙の歴史を遡ると、、、、最初にタバコを口にしたのは、金八先生がテレビで放送されていたころ。なめ猫が流行っていた時代だ。決して美味いモノという認識は無いけど、当時の友人と、夜中に集まって遊ぶというパターンでは、タバコは必需品的な印象。
実際、タバコを日常的に持って吸っていたのは高校卒業してから。
当時、タバコというと、高校卒業すればOKという認識だったように思う。単車に乗って峠で遊ぶ、パーキングで一服、ツーリングで休憩ポイントで一服、、、、ライダーにとってはヘルメットを取った時に一服というのが至福の時間と感じていた。
因みに、水泳部として活動を真面目にしていたのは中学時代迄。高校、大学は結構いい加減。それ故に、タバコを吸い始めての体力低下なんて感じる事は無かった。
因みに、タバコの本数は、日常移動がバイク中心の時代は1日で1箱は行かない。3日で2箱ペースである。1日15本程度である。このペースでずっと続く。大学、大学院時代も同じペース。卒業して社会人になると、1日1箱ペースに増えることもあったけど、平均すれば1日15本ペースだったように思う。
タバコを吸い続けながらも社会人になってから本格的に再開したのがスイム。年齢でいえば、28歳頃からリスタートである。当時は1日40分程度、1.5km程度。当時の記憶は、泳ぎ始めが息苦しい感じ。最初の数百メートルは息を止める事自体が困難な印象だったけど、これは普通の事という認識である。
その後、喫煙生活はずっと続く。スイム自体も週一で1.5km程度のスイムを続けているけど、疲労感等は不変、、、、タバコの悪影響を自覚もしていないので、禁煙意識は皆無である。
ところが、十数年前に転機が訪れる。虫垂炎で入院である。当然、入院中はタバコはNGである。それが切っ掛けとなり、以後、タバコを吸う事が無くなったのである。以後、一本も吸わずに今に至っている。
ただ、タバコを止めても体力が回復したという感覚は無し。そのまま十年以上が経過。
ところが、2018年秋頃から不思議な感覚である。
それは、、、、スイムでノンストップ3km泳ぐ生活を長らく続けているのだけど、スイムにおいては1.5kmスイムの時代から、最初の数百メートルは息苦しさを感じる事が普通だったのだが、、、、、2018年秋からは、その息苦しさを感じる事が全く無くなったのである。
その感覚、不思議なくらいである。
2018年秋~2018年末迄の三ヶ月、プール改修工事でスイム中断し、再開しても息苦しさを感じる事は皆無。息を止めて活動出来る時間が増えたせいか、スイムのフォームも改善されて、泳ぐスピードもアップしている。これが禁煙による回復効果によるものかどうかは不明だが、他に思い当たる節がないのである。
調べると、禁煙による改善は、禁煙して15年程度を要するという話。そして、そういう時間が経ったのが今で、そのタイミングで呼吸の改善を実感したところである。
最近は、高負荷の運動をノンストップで1時間、2時間、3時間、、、、これが楽勝である。スイムに限らず、自転車も然り。最近、パワーの衰えは感じるけど、持久力は相当に向上している感覚である。恐らく、これが禁煙による効果なのだろう。
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