« 文さん、もっとやろうぜ、、、、 | トップページ | バッテリーと失火は? »

2019年3月30日 (土)

PCの性能

Windowsが普及し始めたのは1991年、Windows3.0Aの時代、その後Windows3.1が登場して割と一般的になる。この時のCPUはi386が主流。高級機がi486という時代。この時代のPCの待ち時間はハンパ無く長かったように思う。i386とi486の違いは非常に大きく、性能差が2倍となれば待ち時間は半分、待ち時間が1分が30秒になるだけで随分と早くなるように感じたモノである。ただ、i486では33MHzも50MHzも66MHzも体感差は大きくなかったように思う。
1993年頃になるとPentiumが登場。このPentiumはi486と比較すると、同クロックでも倍以上の速度を感じたモノである。当時を朧気ながら思い出すと、i486DX4 100MHzがPentiumの60~75MHz程度の体感だったように思う。ただ、Pentiumにしても初期の60/66MHzものと、後のP54C/55Cの90/100MHz~120/133/150/166/200MHzとクロックが高くなっても、実際の速度差は差程無いというのが印象的。ただ、Pentium2が登場してからは、Windowsの操作では、Pentiumとは雲泥の差を感じたのは確かである。しかし、Pentium2以降のP6世代では、初期のCeleron300AMHzの450MHz駆動と、Katmai500MHz、Coppermine800MHzでは、ベンチテストでは差があっても、実際の運用では大きな違いを感じないというのが正直なところである。

なお、Windows2000以降、Coppermine800MHz以降の世界では、CPUのクロック数よりも搭載メモリ量での体感差の方が顕著となっており、WindowsXp世代迄では、CPUの能力が倍になる事によって処理待ち時間が半減したとしても、1秒が0.5秒とか、0.1秒が0.05秒とかという世界であり、マシンの能力がフラストレーションの元とな為り得なくなってきた時代でもある。

ただ、Vista登場以降では、要求スペックが高くなり、OSを時代に併せると、ハードも時の最新を選ぶ必要が生まれたのは言うまでもない。ただ、Vista以降で行う操作は、Xp以前でも殆どが可能であり、PentiumIIIクラスのCPUをWin2K/Xpで運用する限りは、時代毎のCPUを時代のOSで動かすのと速度差は殆ど無かったように思う。

ただ、Win2K/Xp+PentiumIIIでウェブブラウザ、例えばFireFoxで30以降を動かし始めると、微妙に待ち時間に苛つくようになってきたのも確かである。それでも、ゲーム等をしないのであれば、Pentium4以降であれば、ストレスを感じるような遅さとは思えない。少なくともPentium4の2GHz以降であれば、未だ違和感無く使えるのも事実である。

2018年現在、少なくとも2009年以降、core i7登場以降の構成なら、そこそこ問題無く使える、、、そんな印象である。勿論、ゲーマー、動画エンコード等の作業は別。通常のネット検索、メール程度なら十分と言えそう。

|

« 文さん、もっとやろうぜ、、、、 | トップページ | バッテリーと失火は? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: PCの性能:

« 文さん、もっとやろうぜ、、、、 | トップページ | バッテリーと失火は? »