原発
福島の原発、問題の収束は程遠い。
今は、汚染水を処理したトリチウム汚染水をどうするか?とか、放射性物質汚染廃棄物の最終処分場をどうするか?とか、そういうのも問題となっているし、風評被害云々も問題になっている。
トリチウム汚染水、水素に似ているので、吸収されても排出されやすいので害は無いとか、、、そう言われている。だから海に排水、、、、これには地元からは猛反発。判らないではない。
そう言えば、放射性廃棄物の中で再利用出来るモノは再利用したら廃棄物総量は1割程度に圧縮出来る。その再利用資源として利用、利用箇所は福島で、、、勿論、猛反発。判らないではない。
ただ、汚染水をどうするか?は深刻な問題だし、放射性廃棄物を県外に、、、といっても、搬入される側の他の県が受け入れるか?というと、福島以上に反発が出るのは当然といえば当然。
風評被害の問題も然り。今や汚染物質は検出されないから、みんなで消費、、、、そういう風に報道したり、試食の画を流しても、口では賛成しながら現実にそれを皆が受け入れるか?というと、これも厳しいだろう。被災地産の水産物、農産物の輸入を制限している国がある、、、或る意味、仕方ないし当然かもしれない。
たった、一箇所の原発が引き起こした事態がこの結果である。この問題は、今後も続く問題である。問題の本質である原発廃炉に30~40年といって実際にメルトダウンした燃料デブリの取り出しが可能か?というと、取り出せるモノもあるだろうけど、色んなモノを巻き込んで溶け落ちたモノを取り出せるか?というと、現実的には見通しは明るくない。
こういう現実を見ると、、、、もう原発は無しにして全機廃炉、、、これが第一原則のような気もする。
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