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2019年4月23日 (火)

両輪駆動の電動アシスト

これはBSの回復充電するタイプの電動アシスト自転車。BSの電動アシスト自転車は当初はヤマハのPASのOEMモデルだったけど、2015年のアルベルトe以来、前輪をモーター駆動するモデルが登場している。
この前輪モーター駆動のタイプは、過去にやサンヨーのエネループバイクでも見られたモノだけど、サンヨーを吸収したパナソニックでも一応は取り扱っているが、現在は主流派とは言えないもの。
従来の電動アシスト自転車は人力でクランキングして動力を伝えるチェーンに、モータースプロケットで動力を追加するタイプで後輪を駆動している。
違いは、モーター駆動力が前輪から伝わるのが良いか?後輪から伝わるのが良いか?の部分。

色んなインプレを見ると、両輪駆動肯定派、否定派に分かれていて、それぞれに言い分があるようだ。

体感で感じるアシスト感というのは、旧基準とは言え駆動チェーンにペダルと一緒にモーターで動力を伝える後輪駆動モデル。踏んだ時にチェーンを踏むために必要な力が少なくて済む感覚が感じやすい。ただ、勾配の大きな坂道での急発進では、前輪荷重が急激に抜ける事による瞬間的なハンドルの振れが発生するようにも感じる。

一方で前輪駆動のタイプはペダルから体感する駆動負荷が小さくなってアシストされる感覚が少ない。しかし、感覚が少なくとも踏み込んで踏み抜く前に車体が前進するという感覚が独特。そして、起動時におけるトルク配分は前:後=2:1であり前から引っ張られるためか、前輪のふらつきは皆無なのが特徴。これは、チェーンを介して駆動する後輪駆動ではなくインホイールモーターによるダイレクトな駆動とチェーンを介さない減速システムによるダイレクト感が効いているのだろう。

踏み込んで踏み抜き時に最大のアシストを感じる後輪アシスト、踏んだ瞬間に勝手に前に進み始める前輪アシストという印象。体感上は後輪アシストの方がアシスト感を強く感じる。急勾配からのスタートでは、瞬間のふらつきが無い前輪アシストの方が安全かもしれない。

因みに、新基準と旧基準ではアシスト比が倍違うから新基準の方が圧倒的に有利。ただ、それは発進の瞬間に限る事。現実、アシスト差が最大となる10km/hという速度は、電動アシスト自転車にとっては瞬間的に到達する速度。上り10%勾配でも10km/h以上で走行可能だから、急勾配での発進時以外は、実はそれほど大きな差は無いかも知れない。モーターユニットの動力自体が同じものも少なく無いので、当然と言えば当然。

恐らく、新基準後輪アシストが最強の登坂性能だろうけど、前輪アシストでも特に不満は無いしふらつきにくいというメリットは小さくない。そんな印象。

日本の法制下においては、アシスト速度を考えるとスポーツ電アシは不要かもしれない。スポーツ電アシなら、車体の勾配検知で上り坂限定でしかアシストしないで軽量化する方が良いかも知れない。

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