グラボはファンレス!
PCを使っていて壊れるのは電源が最多。しかし、次いではグラボである。グラボの故障といえば、GPU冷却ファンの故障によるもの、、、、これが多い。
GPU冷却ファンの故障によって壊れた最初の経験は、初代GeForceでDDRバージョンだ。AGP用で一世を風靡したグラボだけど、PentiumIII DUAL機で使っていたけど、これが突如不調に、、、、みれば、ファンが回らなくなっている。このGeforce256DDRの前がNVIDIAのTNTというグラボだけど、こちらはヒートシンクのみだった筈、、、、GeForce256DDRの次は、ファン依存度の低いMATROXのPerphilia512に変更して今に至る。
その後、P6Tで組んだリビングの動画編集用マシンには当時GeForceのGT9600で組んでいたけど、これも突如表示系が異常を来しチェックするとグラボのファンが回っていない。それで終了。その後、GT9600の代替えには消費電力で100W程度の範囲でGTX550Tiを選んで今に至っている。
その後、予備的なマシンには、AGPではMATROXのG550をチョイス。3D性能は不要でファンレスなグラボということでチョイスしたもの。また、この入手性が悪化していこうは、AGPマシン向けとしてGeForceのGF6200というファンレスグラボを選んできた。
また、PCI-eバスの現行プラットフォーム機では、CPUにCore i7機であってもグラボは小型低消費電力ファンレスということで、GeForceのGT1030とGT710を選んでいる。
ファンレスのグラボは大きさもコンパクト。補助電源不要、そして消費電力も20~50W以下というもの。電源にも優しい。ファンという故障の元も存在しない。音も静か。更に安価、、、、3D性能が要求されるゲーム等を行わないならば非常に優れた選択肢。
AGP機ではGF6200、現行機ならGT1030/710、これが結論だ。
因みに、GT1030とGT710、一般にはGT1030の方が速い。しかし、GT710とGT1030には大きな違いがある。GT710はハードウェアエンコード、NVENCが使用可能。ソフトウェアエンコードの1/4の時間で可能。しかし、GT1030はNVENCでのハードウェアエンコードはNGである。これを行おうとすればGTX1050を選ぶ必要がある。こうなってくると、ファンレスでも無くなってくる。
ということで、GT710とGT1030の使い道というのは、似て非なるポイントもある。我が家では両方とも旧世代のCore i7機と併せているけど、動画編集等を行うモデルには6コアの3930KにGT710を併せ、通常使用では4コアだけど高クロックの4820KにGT1030を組み合わせている。偶然、CPUの消費電力の大きな3930Kに停電力GT710、消費電力の小さな4820KにGT1030という組み合わせだけど、用途に応じて組み合わせを選ぶのがお奨め。
近い将来、P6T+i7 920モデルはフェードアウトする可能性もあるけど、グラボが終わったら、GTX1050/Ti辺りを最終的な交換パーツとして選ぶかも、、、。Palitのドスパラファンレス仕様だと面白そう。
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