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2019年5月 8日 (水)

セパハン

最近、一世を風靡したアップタイプ、セミアップタイプのセパレートハンドルを装備したバイクが少ないような気がする。

これ系のハンドルといえば、殆どがパイプハンドル。まぁ、パイプハンドルの方が使い易く、使い回し、交換が簡単というメリットがあるから、仕方ないかも知れない。

しかし、自分ら世代でいうと、最初に登場したのがCB750FZである。1979年登場の時のジュラルミン鍛造のセパハンは、如何にもの高級感とスポーツバイクらしさに衝撃を受けたのを今でも覚えている。

このジュラ鍛のセパハンは、ホンダのお家芸的な装備となり、後のCBX400/750F、CBRシリーズ、VT/VFシリーズの数多くに採用されていく事になる。

我が家では足周りを移植したCXは、本来はパイプハンドル+カバーだったのをFC系のフロンと周りにVFハンドルを組み合わせているけど、この造作は今見てもお気に入りである。

パイプハンドルはそれなりに悪くないけど、先入観的に如何にもクラシカルな印象である。ネイキッドバイクでも、個人的にはジュラ鍛のセパハンであって欲しい。

今のセパハンといえば、アップハンドルスタイルは無し。基本はトップブリッジ下、上でもダイレクトマウントに近い低いポジションのハンドルが主流。

レーサーレプリカブームが去って、ゼファー等のネイキッドブームがやってきた時のカスタムの風潮で、パイプハン化が押し寄せて以来、アップポジションのハンドルはパイプハンドルが主流。
しかし、個人的にはアップポジションでもセパハンの方が好きだったりする。

そう言えば、新型カタナはアップタイプのパイプハンドル。国内カタナはアップタイプのセパハンだった。どうせなら、アップタイプでも良いのでセパハンで登場すれば面白いのに。
ただ、セパハンでもカワサキ系に多かったトップブリッジに平面留めするタイプのセパハンは何だか安っぽいイメージで好きじゃない。フォークをクランプする形こそセパハンって感じ。

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