ワイヤー切れ
自転車ブレーキのワイヤー切れと言えば、思いっ切りレバーを握った時にワイヤー先端の太鼓部分が外れるというのがパターン。
逆に言えば、急制動、パニックブレーキのような強い力を加えない限りは殆どは切れないということ。まぁ、雨ざらしでワイヤーが錆びて太鼓部分の接合が腐っている場合は、その限りではないけど、通常使用では殆どワイヤー切れというのは起きない。
ワイヤー切れのトラブルといえば、パニックブレーキ状況に起こりやすい人とも言える。
具体的には、交通ルールに疎い人、通勤通学に実用自転車を使う人かもしれない。
こんなワイヤー切れというのは遭遇すると恐い事になる。切れたらブレーキは効かなくなる。まぁ、前後両方が切れることは稀だけど、片方が切れるだけで制動力は大幅に低下する。
そう考えると、自転車の手入れしない、雨ざらしデフォルト、そういう自転車にはワイヤー式ブレーキは危険かもしれない。
過去を振り返ると、、、、ブレーキの作動にワイヤーを使わないロッド式があった。実用車には長く使われていたけど、一般自転車のロッド式は割と早い段階で消滅した。それでも子供車を含めてロッド式のブレーキを装備した自転車はあったのを覚えている。
自分は小学校1年の時に、広島にあったダイエーで売られていた22インチの自転車を買い与えられたのを覚えているけど、あれはロッド式のブレーキだったのを覚えている。タイヤのトレッドパターンは象さんだったのも覚えている。手入れしない自転車には、あのロッド式ブレーキというのは非常に安全な装備と言える。
今時の子供向け自転車は、ホームセンター等で激安販売されているけど、安い商品はワイヤーもいい加減な鉄製で直ぐ錆びる。太鼓部分が外れる可能性は低くない。
ロッド式ブレーキの自転車、悪くなかったように思う。
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