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2019年5月22日 (水)

アドベンチャーロード

近年、こういう言葉のカテゴリーのバイクが人気のようだ。
太いパターン付きのタイヤの700Cロードバイク、、、、チョイ前ならシクロクロスという言葉が一般的だったけど、このシクロクロスの定番のカンチブレーキではなく、前後ディスクブレーキを装備したモノを、アドベンチャーロードとか、グラベルロードという言葉でカテゴライズしてラインナップされている。

太めのタイヤにドロップハンドル、ブレーキは前後ディスク。これがスタンダードスタイルらしい。

悪くない。

太めで圧を抑えたタイヤ、、、、エアボリュームが多く、大気圧との差圧も少ないのでエア漏れも少なく、漏れてもエア低下が少ない。長期においてエア管理は程々でOKである。

ブレーキはディスクブレーキで制動力抜群。

一昔前、MTBをドロップハンドル化して乗る人がいたけど、それの製品版とも言える仕様だけど、なんたって700Cである。

これは、段差の多い市街地で毎日乗るには最強かもしれない。

これにフェンダー+積載能力を確保するキャリアでも装備すれば、頑丈さという点から着目すれば、現代に蘇ったロードマンみたいな存在にも為りうる。

そういえば、ロードマンの下のクラスといえば、ヤングウェイとかのジュニアスポーツ車が過去には存在したけど、そういうジュニアスポーツ車の上級グレードは、リアにディスクブレーキを装備したモデルが各社からリリースされていたのを思い出す。ただ、ブリヂストンだけはダイネックスブレーキというバンドタイプのブレーキだったけど、、、、そして、こういうディスクブレーキ等は当時は後輪装備が一般的。
ナショナルか光自転車の一部には前後ディスクブレーキのモデルがラインナップされていた記憶がある。

現代のアドベンチャーロード、、、、頑丈さと機能からいえば、当時のジュニアスポーツ車的な部分も見受けられるような、そんな気もする。

ただ、、、、この言葉、凄く違和感がある。

そもそも、ロードバイクというのは、チューブラー装備で綺麗な路面を走る競技用自転車ということ。クリンチャーのモデルは、昔はファーストライディングなんて呼ばれていた記憶がある。
そういう意味では、近年のロードと呼ばれるモデルは全てファーストライディングといってもよい。

つまり、ロードという言葉は、原則として舗装路モデルという事。

しかし、グラベルロードとか、アドベンチャーロードというと、ロードというのは舗装路ではなく道路という意味合いのようだ。

昔で言えば、こういうのを日本語読みすれば、『悪路舗装路』のような印象で強い違和感を感じる。

まぁ、言葉は兎も角、ドロップハンドルながら、頑丈な車体構成と強力な制動力、街乗り最強スポーツサイクル、、、、悪くない。

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