駆動トルク
これを高めるのは、ファイナルレシオを変更するとか、ノーマルから排気量上乗せ、過給機装着とか、、、そういうパターン。
そうすると、ギアポジションに於ける駆動力は明確に高まる。
CXはノーマルから1割程ローギヤード化しているので、特に低いギア比における駆動トルクのアップは顕著。アクセルを開けた時のダイレクト感は半端無い。アイドリング近辺から駆動トルクの過剰感に溢れている。まぁ、無駄と言えるけど、アイドリング近辺からアクセルを開けた瞬間にリアのグリップが瞬間的に失われるのが判る。
これは、トルクのギア比の関係がノーマルのSVやBTでは感じないもの。
同様にプロボックスも然りだ。ノーマル時代とかエリオでは、登坂、ローギア、徐行前進でアクセルを開けても車速は伸びず負荷負けしている感じだったけど、スーパーチャージャーを装着してからは全然違う。平地は勿論だけど、登坂路で停止寸前、アイドリング領域からでもアクセルを開けた瞬間にダイレクトに駆動力が高まる。ウェット路面とかスタッドレスタイヤだったりすると、前輪の駆動輪は簡単にグリップを失う。グリップを失わさないようにアクセルをゆっくり開ける事が必要。
このダイレクト感、街乗りでは実に心地よい。アクセルを開けた瞬間にトルクが立ち上がり、車体の挙動が変わる。加速も一気である。加速が長続きするか?は試さないけど、車体の挙動をエンジンレスポンスで制御するのは、車も単車も運転する上で重要だ。車体の加速度の方向を変化させる事が大事。これにはレスポンスの良いエンジンが必須だけど、これがトルクアップで得られている。
このパワーフィールは絶品。昔、原付をボアアップして遊んでいた頃の感覚と同じ。
上乗せしたパワーというのは、言ってみれば必要駆動力からみれば過剰状態。この過剰状態が楽しい。
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