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2019年6月28日 (金)

電動アシスト自転車と原動機付き自転車

言葉は似ている。雰囲気も似ている。どちらも動力を装備した二輪車。
違いは、電動アシスト自転車は、アシスト上限24km/h迄、そしてアシスト比率は最大で人力の2倍迄、出力は250W迄。原付バイクは50cc以下で規制速度は30km/h迄。

ところが、原付バイクの乗車定員は一名。電動アシスト自転車は子供限定とは言え子供二人で合計最大の乗車定員は三名。これは或る意味逆転現象。

そこで思ったのは、市場活性化を含め、この辺りの規制条件を見直しては?という気がする。

原付バイクの制限速度、乗車定員の規制を排除してもよいのでは?という気もする。制限速度は原付二種以上と同等、乗車定員は二名に改めるのでよいのでは無いだろうか?
併せて原付ミニカーも二名乗車に改める等するのが良いように思ったりする。

便利になった電動アシスト自転車に対して、そもそも優れた動力性能を持つ訳で、その能力に見合った運用を許可するのは悪い事ではない。

原付が二名乗車、速度緩和となると、原付ミニカーも同様の扱いにするのも問題無いだろう。原付ミニカー、現在は定員一名だけど、これが二名になると、高齢者夫婦の移動の脚としても使われそう。免許返納問題があるけど、返納せずとも地域の脚に原付ミニカーが注目を浴びれば悲惨な事故が減る上に、マーケットも活性化出来る。

原付の速度制限を緩和して、原付の広い道路で走行エリアを原付レーンにするのではなく一般車線運行を認めるようにすれば、広い道路にある原付レーンを自転車専用レーンとして転換する事も出来る。自転車専用レーンが車道に整備されたエリアでは自転車の歩道走行を禁止にする事も出来る。そうすれば、歩道における歩行者と自転車の悲惨な事故も減らす事が出来そう。

一方で、電動アシスト自転車もアシスト上限を緩和して、歩道走行を完全に禁止する方向で運用すべきのように思う。
電動アシストも原付も、どっちも動力源を備えた乗り物。その時点で歩道から排除すべきだろう。その上で、動力付き故のメリットを活かしたパッケージを認める事で、社会により役立つ存在になるような気がする。

もう少し、庶民の脚についての体系を整備すべきのように感じる。

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