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2019年6月 3日 (月)

安定させるべき二輪車

今は、一台に限定ではあるけど子供二人を乗せて走る三人乗り自転車が認可されている。多くは電動アシスト自転車だ。
確かに、車両としては頑丈に作られており電動アシストならば動力性能も十分となっている。

しかし、、、、この三人乗り自転車の運転者は若い主婦である。

この若い主婦、、、、遵法度合は褒められたモノではないし、そもそも自動二輪を普通に扱うような重量慣れした人でもない。運転技量から考えると、子供二人を乗せて総重量100kgに迫る重量を扱うレベルに達しているか?といえば、甚だ疑問である。

子供乗せ対応自転車に限らず、体力の衰えた高齢者が乗る電動アシスト自転車でも似たようなモノ。潜在的に非常にパワフルな二輪車と乗り手のバランスを考えるとミスマッチな組合せという点では共通している。

この高齢者の電アシ、主婦の三人乗り自転車、、、、あくまでも利便性は優れるけど、これって安全?というと、かなり怪しい。

共通するのは、重量、パワーに対して安定を保つ術が無いという事。それが原因で車道走行時における自動車類との接触事故は少なくないし、接触すると悲惨な結末を招く事が少なくない。

別に高齢者や主婦の移動手段を奪えという訳ではないが、パワーと重量に見合った安定性を与える工夫が必要なのでは?というのが偽らざる感想だ。特に、若い主婦は子供二人のせて、子供乗せには風防を装着、そして、傘取り付け具で不安定な状態で雨の中を走る、、、そういうのも少なくない。かなり危険である。

不安定な二輪がバランスを崩すと転倒である。転倒した瞬間に、道路で散らばる。そうすると、車道での狭い走行帯から一気に散らかると、四輪に轢かれても不思議ではない。

そうなると、子供乗せ自転車、高齢者の電アシでは絶対に転けないようにしなければアウトだろう。個人的には、こういう自転車は三輪にすべきだと思う。三輪にしてアシスト比を現行二倍から三倍に改めて動力性能を補いつつ、安定性を高める改善が望まれるように思う。

単車の世界では転けないLMWが話題だけど、あれって、子供乗せ自転車とか、高齢者向け自転車にこそ有効のように思う。

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コメント

そうですね、普通自転車の幅600mm、これを守らないと歩道は走れません。
やっぱり、歩道を走らせるのは完全に諦めて車道左端に専用通行帯を設けるしかないですね。

投稿: 壱源 | 2019年6月 3日 (月) 12時57分

これ、安定性を制限しているのは、「普通自転車」という枠=幅600mmなんですよね。三輪(前一輪)が、カーブ時のブレーキで斜め前に転倒しやすいという点はさておき、あの重心(1人乗車でも1m越え)の高さが左右に倒れないためには、左右幅1mは欲しいところ。しかし、このサイズでは、歩道走行ができなくなる(法律上)。

歩道走行では歩行者に迷惑、歩道・車道とは分離した自転車レーンでは、追い越しも考慮すると幅2.5mは必要になるし、と考えると、やはり自転車は車道を走行し、車はこれを優先する社会が必要に思います。

投稿: ひでさん | 2019年6月 3日 (月) 10時55分

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