日韓の将来性比較
これから10年、20年先を考えると、日本と朝鮮半島、どっちが将来性ある?というと、冷静に考えると、日本より朝鮮半島国家かもしれない。
北と南がどうなるか?しらないけど、恐らく、一つに国にいきなりはならないだろうけど、徐々に統合して一つの国、地域を目指していくのだろう。そう考えると、北の豊富な資源、安くて優秀な労働力、それからハングリー精神、、、これを考えると将来性に溢れているような気がする。
これに対して日本はどうか?というと、発展性という部分で相当に厳しい。少子高齢化と肥大した借金、、、、これではビジネスを興す、続けるには環境的にメリット等存在するとは思えない。
短期的には半島の状況が優勢となるとは思えないけど、北と南が接近するという事が現実化すれば、中長期的には将来性の面で明らかに上回っているように感じる。半島には、現実的に将来が好転するような条件が存在するけど、日本は?というと現状からの脱却は厳しいように感じる。
日本が今の閉塞を脱却するためには、生産年齢の引き下げて、賃金を引き下げて、年功序列を破壊する事。それから国の借金を荒療治でも良いので強引にでも減らす劇薬的政策が求められているように思う。
現在、年金システムが制度的に厳しいということが話題になっている。また、高齢者を働ける内は働いて貰うという方向で制度の改訂が目指されているけど、この考え方自体が大間違いだろう。
高齢者を定年年齢以降でも就業して貰う。そして、賃金をなるべくカットさせない方向にする。これが、そもそもの間違いだろう。
定年年齢が60歳、希望者は65歳迄就業出来る環境を与える、、、、これを更に延長する、、、そう言う事をするから、人件費高止まり、年功序列硬直化が進むのである。
定年年齢を55歳に引き下げるとか、60歳になると強制定年退職くらいにすべきだろう。勿論、そのまま年金受給を遅らせば生活出来なくなるので、60歳定年なら、その時点から年金を支給すれば良い。ただ、それでは借金は増えても減る事はない。そうなると、富の再分配ではないけど、相続金額の絶対額を決めるとか、或いは、相続税を大幅に引き上げて、雪だるま式に肥大化した資産は相続させず国庫に回収するようにすれば良いとも思う。死んだら財産等持っていけないのである。各自が形成した財産を子の世代に相続するよりも、世代が代われば等しく労働して財産形成させるという方向が、トータルで見れば良いようにも思う。
高齢者が溜め込んでいる富を再分配させる。高齢者を早い段階から社会からリタイヤさせる。これで若年世代を積極的に雇用し、人材の新陳代謝で新しい発想で事業を進める方が将来性があるように思える。
今の企業から還暦以上がリタイヤすれば、それだけで人件費は大幅に下がるだろう。労働人口も不足する。そうすれば、リタイヤした人数以上に若年世代を正規雇用する事が出来る。若年世代が安心して雇用される環境となってこそ、少子高齢化が改善可能と言える。若年世代にしっかり活躍して貰う仕組みが何よりも大事。若い世代に富を分配するには原資が必要だけど、それは、一部に偏った資産をしっかり再分配するというのが大事。やはり、相続の在り方を考え直す事が不可避のように思う。
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