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2019年6月10日 (月)

メカ式?油圧式?

さて、ディスクブレーキのバイクは急速に増加している。構成は、スルーアクスル、油圧ディスクという構成っぽい。
油圧ディスクということで、リアのエンド幅は将来的に拡大されそう。まぁ、多段化が進み12速とかが登場する事を考えれば、ハブのOLDは135mmの方が好都合っぽい

さて、そんなディスクだけど、今のラインナップを見ると、何の迷いもなく油圧ディスクだ。

ただ、軽量ロードなら7kg程度、重量級でも12kg程度の車体を停めるのにレバーを握る力を増幅させるのに油圧ディスクが必要か?という気がしないでもない。

自転車用の油圧ディスクがどうか?は知らないけど、単車のブレーキメンテのイメージからすると、エア抜きだったり、定期的なオイル交換だったり、バンジョーの定期的なケアだったり、キャリパーからディスクを抜いた後のレバー操作をしないとスカスカだったり、、、そんな事迄普通のユーザーが配慮するの?って気がしないでもない。
正常状態では、パッドが摩耗してもレバー位置を調整する必要が無いというのが油圧ディスクのメリット、メカ式の場合はパッドの摩耗に併せてアジャスターでワイヤー調整が必要だけど、これは一般のブレーキと同じだから、特に不便は感じない。

自転車ユーザーのメンテ習慣、技量等を考えると、油圧はチョット危ないかな?という気がしないでもない。トップグレード、セカンダリーグレードくらいはOKだろうけど、シマノなら105以下はメカ式の方が良いような、そんな気がする。

自身、ディスクブレーキは賛成だけど、作動方式は、個人的には油圧式よりも機械式で十分だろう。単車の世界でも、ディスクブレーキ創成期では、CB50JX、CB125JX/T辺りはメカ式のディスクブレーキだったけど、特に不満は感じなかった。

今、我が家では息子のMTBが前後メカ式のディスクブレーキだけど、これでも強力に制動しているような、そんな気がする。

油圧ディスクで思うのは、ホイールは外した状態で、謝ってレバーを握ってパッドが閉じてしまう、、、、こういう自体に陥る人、必ず出てきそう、、、、。

油圧デバイス、、、、液体に圧力を掛けて動作させる、、、メンテ、ケアといった長期、短期の保守が大事。果たしてユーザーに合致するんだろうか?

気になるところではある。

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