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2019年6月21日 (金)

二輪と車間距離

四輪が前、二輪が後という状況では、四輪から見て、二輪に対して圧迫感を感じることが多い。二輪はヘッドライトが常時点灯式で、後方に付けられると気になる存在だけど、四輪から見て二輪が近すぎると思う距離は幾らか?というと、速度にもよるけど一つの目安は車一台分以上離れているかどうかだろう。車両一台分というと5mだ。5mの車間距離というと、30km/h以下なら容認出来る車間距離といえるけど、それ以上となると不足気味。
それでも5m離れればドライバーから見てミラー越しに圧迫感を感じることは無い。
一般に、適切な車間距離というのは、交通教本では(走行速度の十の位の数字)×(走行速度の十の位の数字-1)とされており、40km/hならば4×(4-1)=12m、50km/hならば5×(5-1)=20m、60km/hならば6×(6-1)=30mといわれているけど、実際の道路事情を見ると、その半分程度、つまり40km/hならば6m、50km/hなら10m、60km/hなら15m程度が多く、それならば後方を走られたとしても圧迫感を感じないけど、40km/h以上で車間5m未満というのは相当な圧迫感である。軽くブレーキを踏むだけで、後はパニックになる可能性がある。因みに、一般道では白線の長さと間隔は5mである。先日、車で走行中、40km/h程度で走行中に後方に付けてきたスクーターは白線の1/3程度だから1.7mという車間、50km/hで走行中に後方に付けてきたGSR250は白線の1/2程度だから2.5mという車間である。ブレーキを掛けたら即転倒という車間だ。
ライダーは四輪に対して車間を詰めすぎる傾向の人が少なくないようだが、こういうライダーがいる限り、二輪に嫌悪を抱くドライバーは決して減らないもの。

二輪に乗っていて、やはり後方から接近し過ぎる四輪は、その存在に圧迫感を感じる事が少なく無い。距離感的には同じ。二輪で走行中、後方5mに接近して走る四輪に遭遇する事があるけど、その場合は、やはり圧迫感を感じる。

二輪、四輪の運転を見ると一般的には、二輪の車間距離を詰めた運転、危険なすり抜け運転、左側追い越しといった運転が多く、四輪から見て二輪が煩わしい存在というのは間違い無いところ。或る意味、二輪が四輪に煽られるのは仕方ないかもしれないが、二輪全てが危険な運転をしている訳でもない。四輪に煽るなとは言わないが、煽るなら、具体的に危険を感させられた特定の二輪に対しての煽り返しに留めて貰いたいモノである。

それで、四輪を驚かせた二輪自身が煽られるのでれば、傍観者的には全く問題無い。
問題なのは、とばっちり的に四輪から二輪に乗っていて煽られる事。
勿論、二輪に乗って四輪から突如煽りを受けたら基本はスルーだけど、過度な嫌がらせを受けたら、場合によっては応対せざるを得ない。

ただ、公共の道路で、そういう行為は損あって得になること等、一つもない。互いに車間を空けて干渉せず運転したいものである。

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