実際、どうなの?
戦後最悪の日韓関係と言われているけど、人によっては戦後最良の関係に向かっているという人も居る。
韓国メディアの記事だけに目を通すと、如何にも韓国が正義で被害者で、日本は反省の色が見えない永遠の悪者的にも見える。
日本メディアの論調は?というと、辛抱強く対応してきた日本が普通の事を言っただけで逆切れする韓国は国際的な取り決めさえ守れない幼稚で原始的で自分勝手な国家という風にも見える。
まぁ、一般に目に触れるメディアの論調というのは、メディアが属する国の指針を反映したものだろうから、致し方ない。
言えるのは、双方とも相手に良い印象を持っていないというか、そういう方向に向かわせようとしている。これは確かだろう。
今回の両国政府の長の発信を見ると、落とし所は全く見えないし、退くに退けない状況に突き進んでいるように思う。双方のトップの声から判断すると、行くところまで行って白黒付けようぜ!とも聞こえかねない。
この白黒というのは、戦争なら一方の屈服という形だろうけど、現実的には、それは無いだろう。有り得るとすれば、完全なる永遠の断絶という形なのかもしれない。
ただ、そういう印象は政権よりのメディアの発信する情報を聞いた人間の感覚。大事なのは、実際のところの民衆の声。その部分が非常に気になるところではある。
個人的には、対立と揉め事というのは基本的には無い方が良い。ただ、違う民族、違う国家だから歴史的に対立してきたという事実は消えない。過去の対立の歴史が永遠に未来に影響するのであれば、対立は解消出来ないということになる。
となると、多くの人は揉め事を望まないだろうから、揉め事の種が解消出来ないのであれば、どうするか?というと、お互い不干渉、無干渉というのがベストという事になるんだろう。この辺を、どのように考えているのだろうか?
その辺の生の声が聞きたい気もする。
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