« 実際、どうなの? | トップページ | カメラ展開 »

2019年7月18日 (木)

歴代カタナにみるカタナの定義は?

KATANAが登場。デザインはカタナをモチーフにしているのは明か。
カタナといえば、多くのライダーにとってはGSX1100/750Sのデザインだろう。
これが大注目で一世を風靡したのは間違いない。

そんなカタナだけど、バリエーションモデルのカタナネーミングを冠したモデルは、記憶の限りでは人気、評判を集めたとは言えない。

初代のGSX750Sをフラッグシップとしたラインナップでは、元祖のGS650G、ミドルクラスだとゴキと呼ばれることになるGSX250/400E、単気筒のGS125Eがカタナのネーミングを引き継いでいる。これらのモデルの共通といえば、エラの張ったガソリンタンクで斜めのSUZUKIデカール。ただ、750S以外をカタナと認識する人は少なかったように思う。

その後、750SはS2を経てS3/S4のパカパカ動くリトラクタブルヘッドライトのパカタナが登場。カタナという名前で無ければ未来的なスポーツバイクとしてアリだったのだろうけど、カタナのネーミングにそぐわなかったと判断されたためか不人気で消滅。その後のクジラと呼ばれたようなGSX-F系もカタナのネーミングに合ったか?というと厳しいだろう。

その後、オーバーナナハン解禁で1100Sカタナが国内販売される等する頃、スズキが理解したのは、GSX750/1100Sの形こそカタナに相応しいという判断。そこで登場したのがGSX250/400Sカタナである。これは正にカタナ。完全に1100Sのスケールモデルといえるもの。人気を博したのは確か。実際、多く売れたし、沢山見掛けたし、未だに見掛ける事もある。個人的には、カタナと言えば750S2と400Sが一番好き。

そういうところで今回登場したKATANAである。パッと見の印象はカタナをオマージュした現代のバイクのバリエーションモデルという印象。イメージとしてはGSX1100Sの後継というよりも、GSX750S3/S4カタナの後継という印象。スポーツバイクとしてデザインはアリだと思う。

ただ、デザインのために機能が犠牲になっていると思えるような点が散見されるのは残念。リッターバイクで12Lのタンクだとか、バネ下重量に良いと思えないスイングアームマウントの装備類とか、、、この辺は好きになれない。
特に、スイングアームマウントのナンバーホルダー等は、振動対策のためか、かなり肉厚で頑丈なスチールパイプフレームで作られている。それに化粧カバーが取り付けられているけど、ピポットから離れた場所に、そんな頑丈で重たいモノを付けてまでナンバーをスイングアームマウントにしたいのか?というのは、チョット理解に苦しむ。それよりも、GSX-Sのバリエーションならば、アップハンドルに併せて積載性重視のテール処理を施した方が良かったのでは?というのが正直な感想だ。

しかし、カタナデザインを今に纏った新しいモデルという意味では悪くないかも知れない。工業製品としては新しいだけあって文句なしなのは間違い無いだろう。

ただ、此処まで来るなら、GSX250/400Sでカタナとは?を、そのデザインありきと判断した結論を引き継いだ上で、低く身構えたオリジナルカタナデザイン+スリークな車体を実現するパイプフレームを駆使する等して現代のメカニズムを組み合わせるというモデルが見たかったような気がする。

|

« 実際、どうなの? | トップページ | カメラ展開 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 実際、どうなの? | トップページ | カメラ展開 »