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2019年8月11日 (日)

BICECOの右ワン外し

やBICECOで一番苦労したのは右わん外しである。
自宅に届いたBICECO、速攻で解体。懸案はBBの解体。左側はロックリングを外して蟹目で普通に外れる。ただ、少し硬め。
右側は、プレス打ち抜きの専用工具を嵌めて作業するも、、、、外れません。ビクともしません。専用工具が外れないように当て板しても無理。一応、一晩潤滑剤を浸透させて放置して作業しましたが結果は一緒、外れません。

まぁ、こういう工具なら無理だろうということで、ニシダサイクルさんに持っていって御願いする事に。

で、分解したフレームを届けて安心していたところだが、、、、

翌日、電話があった。

なんでも、ホイールを持ってきて下さいとのこと。HOZANの専用工具を持ってしても外れない。力が入らないみたいでホイールを付けて作業してみたいとの事。

そこで、会社から帰って速攻でホイールを持ち込む。そして、自分で作業をやってみるけど全く外れない。

ニシダサイクルさんの店長、店員さんの協力を得て三人掛かりでもビクともしない。

なかば諦めたところ。
で、タガネを借りて作業する。
ところが、ワンはSUJ材故に非常に硬い。タガネが掛からない。自分が最初15分やってもダメ。店長さんが10分やってもダメ。諦めたところ。

最後に自分で、もう10分やってダメなら諦めるか?と思いチャレンジ。今度はワンの反対側のフラット部で一番トルクが掛けられそうな箇所にタガネを当てて小さな力でワンの局部を彫り込んでいく。決してワンを外すのではなく、ワンの一部にタガネがしっかり掛かるような溝を施工することに。溝作りに10分程掛ける。
その後、彫り込んだ溝にタガネを当てる事、数回、、、、僅かにワンが動きました。ただ、ワンが動き出すには、更に打刻して、ワンが30°近く動いてから。
その後、なんとかワンを外す事が出来ました。

ただ、BBのネジ部に錆やネジ山潰れは見えません。単純に協力に締められていただけのようです。

この作業、1時間近くを要しました。

バカネジを外すのは自身、結構得意ですが、今回の右ワン外しは、歴代のバカネジ外しでも最高レベルに大変だったです。M8以下なら電動工具等を駆使すれば案外楽勝ですが、大きいネジは大変ですね。

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