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2019年8月 4日 (日)

分解整備の効果

やBICECOの組み立てでは、分解したフレームを清掃、スピママ号から取り外したパーツも分解して清掃。フレーム側のネジ部は錆びている箇所はタップを立て直してネジ山をクリーンにして、二硫化モリブデン配合の組み立てペーストを使用。ホイールも洗浄後は玉押しを外して中のグリースの入れ換えを実施。チェーンもカットしたので洗い油に漬け込んでブラシでダストを除去。その上で、二硫化モリブデン+PTFE配合のドライグリスを塗布。スプロケットも一枚ずつ清掃、Rメカは洗い油に付けてダスト除去してピン摺動部にPTFEスプレーを塗布。ワイヤー類は全交換、ブレーキシューも全交換、ワイヤを曲げるバナナも、取り回しが変わっていたので適切な角度のバナナに交換。アウター無いにPTFEスプレーを注入。
ペダルもスピンドルベアリングをOH実施。ヘッドは新品のベアリングだからグリスも当然新品。
前後ホイールは振れはなかったけど、スポークテンションのバラツキをチェックしてテンションを均等化。

これで組み込んで初走行。

この時の感想、、、、ペダリングしても異音ゼロ。全く無音状態である。これは凄い!

構造的なキシミは出るけど、それ以外の問題は全く無しである。エア圧はそこそこで乗り心地が良い状態をキープしつつ、抵抗感の無い走りである。ブレーキタッチも良好。変速レスポンスも完璧である。

ほぼ、全バラからの組み立て。これは数年ぶりだけど、ブラッシュアップした効果は歴然である。自転車っていうのは整備すると、実際の重量軽減効果以上にローフリクションで重量を感じさせない感覚になるようだ。

ロード、ピストも整備をしっかりした方が良いのは間違いない。

ただ、、、、絶望的に不調を感じるまでは整備はしない事が多い。少しずつ調律が狂うのは毎日乗っていたら気付かない、、、、そんなもんだ。

部分的な整備では乗り心地の変化を感じる事は少ないけど、今回のように全バラすると鈍感な自分でも感じる事が出来る。

全バラ、、、、行うのはお奨め。

ただ、、、、ショップで行うと、ソコソコの工賃が必要かもしれない。

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