マジ軽ロボ破損、その後
やBICECOの製作中、SPEEDフレームから取り外したマジ軽ロボのライト周りの際組み付け時に、プラスチック製ボディのマジ軽ロボのヘッドライトの取り付け部が破損した。
この時は、マジ軽ロボの装着を断念したのだけど、マジ軽ロボのライトユニットを観察すると、ライトは上下二分割構造で、下側から長いタッピングビスで上側を固定する構造が判った。タッピングビスはφ3mm×L=25mmである。細いけど、長いのでしっかり締まりそう。
但し、マジ軽ロボのライトは砲弾型であり、タッピングを差し込む側の表面は傾斜が付いている。
そこで、樹脂製のライトボディのタッピング部近辺の樹脂を熱で溶融させてタッピング穴近辺の形状をフラット形状に成型した。
その後、汎用のテールリフレクター取り付け用樹脂ステーを適当なモノを見繕い、これをタッピングビスでライトボディに縫いつけて、樹脂ステーで車体側に装着する構造としてみた。
しかし、実際に走行すると、細いタッピングビスでは締め付け力が不足しておりライトが左右に振れる事が判明。樹脂ステーとライトボディの間に向き固定用にワッシャをエッジ加工して対応する。
これで、OKだったはずだが、今度は、ライトが上下方向に向きが変わっている。
見ると、リフレクター用の樹脂ステーが25mmと長く、車体取り付け時に、ライトの重さがライトの向きを下げるように作用する。ステーが軟質ナイロンでネジの固定が弱いのも問題。締めすぎるとナイロン樹脂が更に変形して締結力が低下するという悪循環。
そこで、車体取り付け時に振動でライトの重さでライトが下向きになるのを防ぐよう、極力短いステーを使う。更に、走行振動でライト固定が重さで緩まないように高剛性な材料を使う。細いタッピングでもライトが左右にずれないような回り止め加工を施す。ということで、ステーを考えている。
結果、汎用のフェンダーステーのクランプ金具を使う。これはステンレス製で薄いながらも非常の強靱。この材料をL字形状の板金成型。L字金具の車体固定側はM6ネジギリギリサイズに穴を調整。ライト固定側は3mm×8mmの長穴として、長穴部に回り止めピースを嵌め込んで締め付けることでライトの向きが変わらないように施工。
これで壊れたマジ軽ロボのライトを固定してみた。
元々のライトボディの車体取り付けステーの位置はライトボディの後端部だったけど、今度はライトボディ上下を固定するタッピングする位置の真下が車体取り付け位置となる。つまり、振動でライトボディが下向きに変わる力が作用しない構造。更に細いタッピングながら、ステーとライトボディの間に回り止めとなる楔キーが入っているので左右には向きが変わらない状態となった。
実際に走行してガタゴト道を走行してもライトボディは微塵も振動しない状態である。
一応、流通在庫の新品のマジ軽ロボも確保してあるけど、マジ軽ロボを使うのであれば、この修理状態でOKである。まぁ、ブロンプトン用のダイナモハブで組んだホイール、マグボーイで組んだホイール、電池式自動点灯ライトLK-K310もあるけど、当分はマジ軽ロボで行く予定だ。
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