建前、常識、非常識
これは、交通ルールと交通実態での話。
制限速度、車間距離について考えてみる。
制限速度といえば、道路標識で定義された数値。そして、車間距離といえば、高速道路だと走行速度数値の単位を[m]にした距離、一般道だと車間距離=停止距離=空走距離+制動距離ということで、30km/hなら14m、40km/hなら22m、50km/hなら32m、60km/hなら44mと言われている。
これは建前だろう。制限速度内で、このような車間距離で道路を走っていたら煽られる事、100%間違いなしだ。
常識的にはどうか?というと制限速度について言えば、まぁ、メーター指示値と標識制限速度の幅が15km/h未満というところ。40km/h制限なら50km/h+α程度が現実的な流れ。
車間距離といえば、高速道路なら建前の半分程度、100km/hなら50m、80km/hなら40mが保持したい最低レベル。一般道なら車間距離[m]=走行速度で10の位の数字×走行速度で10の位の数値から1引いた数値が一つの目安。60km/hなら6×(6-1)=30m、50km/hなら5×4=20m、40km/hなら4×3=12mだ。実際、この程度で道路は流れている。
非常識で煽り扱いでアウトなのは、高速道路でも10m程度、一般道なら速度にもよるけどで10m未満というのが多い。二輪車の場合、5m程度に接近する人も居る。非常識となると交通取り締まりで検挙される事が多い。
建前というのは、法規には記載されているけど、だれも守っていない。ただ、稀に厳守するような車が居るのも事実。その場合、周りを苛つかせて煽りを誘発しているのも事実。
そう考えると、建前に考慮されている過度な安全率を除外して実効的な推奨値を表すべきのようにも思う。
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