リジッドアクスル
結構好きだ。
独立懸架式のサスペンションが普及した今、リジッドアクスルというと今一かもしれないけど、特定の状況に遭遇しない限りは個人的には結構好きだ。
自身のリジッドアクスル歴は、KP61スターレット、TE71カローラGT、AE86レビン、JA11ジムニーターボ、JB31シエラ、TD51ノマド、TD31ノマドDE、そしてプロボックスだ。
リジッドアクスルのクルマの欠点、これは、高速道路の道路の継ぎ目の乗り越え、それから踏み切りで線路の横断時。両輪が同時にギャップを乗り越える時、思いっ切り突き上げられる感じ。このドタバタ感の乗り心地の悪さ。これは実感出来る欠点。
しかし、運転し易さと、駆動力の掛かり方は結構好み。特にエスクード以前はFRであり片輪が持ち上がれば反対側が地面に押し付けられるせいか、スリッピーな路面では絶大な駆動感を感じる安心である。これはピカイチ。それから、路面状況が斑な状況の悪路、こういう道をそこそこのスピードで走った時の安定感。後輪の位置固定がハッキリしているためかハンドルの舵の修正が最小で済む印象。
FFベースのプロボックスでも山道を軽快にはしって後が慣性で流れる事があるけど、流れ方は穏やかでしっかり踏ん張っている感じが強い。
印象として左右に異なる荷重が掛かった時の踏ん張り感が強いのは接地感を感じられるので安心である。
構造的にシンプルなのも良い。非常に頑丈である。リジッドアクスルで4リンク+ラテラルリンク式のサスペンションだけど、自身はリーフサスペンションもシンプルで嫌いではない。ハイパワーモデルでは車軸固定が厳しく暴れることもあるかもしれないけど、相でなければ耐久性もあって良さそう。
左右の車輪がしっかり接続されているサスペンション、今や希少種かもしれないけど、個人的にはシンプル、頑丈、そして高い接地性、、、、結構好きだ。
個人的には、自分の愛車、先代プロボックスは、近年の国産車では最良の乗用車だと思う。
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