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2019年9月 2日 (月)

シートステー

鋼管フレームといえば、ラグドフレーム、ラグレスフレーム、最近ならTIG溶接フレームとあるけど、フレームの表情を決めるのに、シートステーの併せ方も重要の要素。

どんな併せ方があるか?といえば、二本巻きステータイプ、それから集合ステータイプ。この二種類。
二本巻きステータイプは、シートステーをシートチューブ側面でロウ付けするパターンだけど、集合ステータイプは、シートチューブ背面でシートステーを近接させてロウ付けするパターン。

個人的には、二本巻きステータイプが古く、集合ステータイプが新しめという印象。

また、ランドナー、スポルティーフなら二本巻きステー、ロードレーサーなら集合ステーという印象。

因みに、二本巻きステーというのは、東叡のステーの上端処理の名称。
ステー上端を斜めカットして平板を貼り付けるだけの構造をハス切り、貼り付けるのをU字湾曲板にしたものを笹葉型と呼ぶ。
このステーの先端がトップチューブ上に来て、前三角とシートステーの間に小さな三角形が出来るのをクロスステーでキャンピングモデル等で採用されていたりした。

因みに、集合ステーはステー間隔が狭くなるのでロードレーサー向きと考えられていた。

自身、スポルティーフなら巻きステー、ロードレーサーなら集合ステー、、、、そういう組み合わせがベストと思っている。

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