カローラ見た後のマツダ3
どっちもどっちだけど、第一印象的にはカローラの方が上回っていた印象。
ただ、少し時間が経って改めてラインナップ、価格、デザイン、仕様を見ると、今はマツダ3の方が良いか?と思う。
カローラならツーリングよりスポーツの方が未だ良い。
このカテゴリー、所謂エントリーコンパクトカー、昔のカローラ/ファミリアである。
ボディサイズが大きすぎるのは両車NGだけど、大衆車として買うならエンジンは1.5LのNAというのがポイント。
カローラツーリングは1.8Lスタート、MTは?というと1.2Lターボで高すぎる。
スポーツの1.2Lターボのベーシックグレードは価格相応だと思うけど、同価格帯ならマツダ3の1.5LのMTが良いと思う。ただ、1.5LのNAなんだから競合車であるカローラスポーツの1.2Lターボよりは価格を抑えて欲しかった気がする。正直、プレミアム路線に行きたいのかもしれないけど、車輌のイメージから見る直感価格と比較してマツダ3は全グレード20万円高い。
マツダ3の1.5Lモデル、スタート価格が195万円なら結構魅力的な存在と言える。それだけに非常に惜しい。
実車を街中で見掛ける事が増えてきたけど、このデザインは、それだけで買う価値があるようにも思える。このフォルムは素晴らしいと思う。ただ、デザインでコストが20万円上昇するのは考え物。
マツダ3、スカイアクティブXが登場前だけど、この車での買いは、個人的には1.5Lモデルの一択だと思う。それ以外は要らない。寧ろ1.5Lモデルにモーターアシストを加えて燃費アシスト、アイドリングスタートアシストをした方が良かったのでは?とも思う。
ファミリーカーには1.5L、何となく、そういうすり込みが為されているから、カローラシリーズにそういうのが無いのは一寸苦しい。
カローラスポーツの残念ポイントは1.2Lターボというエンジン。MT車選定のポイントはアイドリング+クラッチミートでスタート出来るか?が問題。これを適えるにはNA1.5Lが必須。実際、試乗してみると勝手にエンジン回転数が上がる。非常にウザイ。何故に1500rpm迄上げる?アホだろう。これって、それ以下でのトルク不足を隠しているだけだ。発進時アシスト制御というのは欠点隠しの反則技。スロットルの開閉にインテリジェントな介在は無い方が好み。足だけで行いたいのだ。
だから渋滞路で歩くスピード以下、これならセコで流せる筈だけど、それが出来ない。過給前のトルクが無さ過ぎる。圧縮比自体は確保されているけど絶対的な排気量不足。1.2Lだとトルクが無い。惰性状態からでも相当に慎重なミートしてもストールしそう。当然、ミート後のアクセルオンでも加速はしない。
1500rpm回れば十分だけど、街中では、其処まで回さない。1000rpm近辺のドライバビリティーが最悪なのが1.2Lターボ。これなら上はそれなりだけど下で頑張るマツダ3の1.5Lの方がマシ。
まぁ、どっちにしろ、マイカーのアイドリング領域のトルク、そこからのトルクと較べると全くダメだけど、マツダ3はMTでも実用的な走りが望めば出来そうな点は見込みがある感じ。
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