ペダリングポイント
ペダリングといえば、回転運動?引き足?、、、そういう言葉を聞く事が多い。そういう言葉を実践するために、足をペダルに固定する、、、、これも尤もらしい話。
ただ、フラットペダルの自転車に乗れば乗るほど、足を回転運動させるとか、引き足でペダルを引き上げるという行為がホントに必要?という思いが拭えなくなる。
足を固定しなければ、ペダルは上から下にしか踏めない。ペダルへの動力伝達は踏み下ろす事のみによってしか行えない。
そう考えると、回転運動とか、引き足というのは、チョット違うような気がする。
少なくとも、回転運動とか引き足で動力を常に伝え続けるというのは違うような気がする。
これは、以前からの持論の復唱にもなるけど、足を回転運動、引き足させるのは、動力を伝えるのではないだろう。動力を伝えていない時のペダルの動きに邪魔をさせないように足を逃がしているように考える方が自然である。言ってみれば、動力を伝えない時は脚は付いていないのがベストだけど、踏み込むべきタイミングでしっかり踏み込むには、その直前に足が然るべき位置に無ければならない。その位置を検出するための動作が足の回転運動であり、引き足だったりすると考える方が合点が行くように思う。
| 固定リンク
« フロントフォーク | トップページ | リンクロッド »
コメント
コメント有り難う御座います。
引き足、難しいですね、、、そもそも、ペダルはスピンドルで向きが自在に代わるために、踏み込む時以外は、足裏の角度がどういう方向に向いているか?で、スピンドルを回転させる助力は如何に動かすか?が変わってくるので、難しいですね。
下死点近辺で脚を引く場合、足裏は垂直に近い角度ですから、ストラップの場合は抜けやすいですね。足の引きで回転に助力を与えるのがよいのか?或いは次に踏み込む状態までの最短の軌跡で足を動かす結果としての引き足的動作なのか、、、この辺の考え方も、回転の早さ次第で、どっちが重要かの考え方も変わるように思います。
個人的には、脚の引きによる助力は低め110rpm以下で、高めでは、少なくとも引きによるアシストは感じづらいというのが感想ですね。
投稿: 壱源 | 2019年10月22日 (火) 09時37分
ペダリングをいくつの部分に分けるかで「引き足」定義も違うようです。私は、ペダリングを、踏み込み、水平移動(これを引き足という人もいる)、上げ足(こちらを引き足という人もいる)の3パートに分けて考えています。(このほか、上側の水平移動で、けりだしを加える人もいますね)円運動なので、いくつにでも分割できるのですが、通常、このくらいまでのようです。
踏み込みは、言葉のまま踏み下ろす動作
水平移動は、下死点近辺で、踏むより後ろへ引く操作(クップペダルでは、シュープレートで靴の前後を固定しますね)。ゆっくり目のペダリングで使うと、踏み込みとは別の筋肉を使るので、踏み込む筋肉を休ませることが出来ます。(高速回転では、自然に消滅します)
上げ足は、足が上昇する部分。高速のペダリングでは、踏み込みを邪魔しないよう、自分の力で、足を持ち上げる部分(実は、一番長い筋肉が動くので、疲れにくい。平地を歩くときに一番使っている筋肉)。平地で巡航速度なら、上げ足に気を使うだけで、踏み込まなくても、足の重さで勝手に進むように、実は一番大切なパートになります。これとは別にビンディングペダルでは、のぼり坂で遅いペダリングの場合、積極的に、足でペダルを引き上げることが可能です。(クリップペダルですと、シュープレートがある場合で、ストラップを思いきり締めれば可能かもしれませんが、抜けてけてしまう危険もあるでしょう。)
問題の”引き足”ですが、「水平に引く」「単に上げ足」「積極的にペダルを引き上げる」の3つの意味で使う人が混在しています。この辺が、説明と理解の混乱を生んでいるように思います。
投稿: ひでさん | 2019年10月22日 (火) 08時49分