« レア車 | トップページ | ライセンスランプ »

2019年10月 3日 (木)

カワサキ5連覇

今年は無理か?と思っていたZX10RR+Jレイ、見事タイトル獲得。
序盤の四戦では、ドゥカティパニガーレ+バウティスタが圧倒的で、2位着で上々という状況だったけど、気付けば圧勝で終わった。
史上初の5連覇である。
パニガーレとZX10RRの大きな違いはレブリミット設定の違い。パニガーレは16350rpm、カワサキは14600rpm、この違いは大きい。ただ、他の多くもカワサキと同じ程度。
この回転数はドゥカ贔屓ではなく、市販車のレブリミット設定値の違いに起因しているもの。ノーマル設定+1100rpmがレブリミットで決まっているから。ドゥカが元々高回転型エンジンだっただけの話。

それより、序盤のドゥカ独走の理由は、ベース車輌の価格の違いが聞いている。パニガーレは500万円に迫る価格。カワサキは300万円以下である。この価格差は、素材性能に大きな差を与える。恐らく、これが最大の原因。

それで不利が伝えられてきたカワサキだけど、終わってみれば圧勝。価格の違いによる潜在力の差も戦闘力の差になる訳だけど、それでもカワサキがひっくり返したのは、使用可能なエンジン数がラウンド数の半数に限られている。つまり使用可能な台数が7台迄というのも聞いているかも、、、高回転型のパニガーレが全戦の半数程度では優位というのは、エンジンがフレッシュな時は速いということかもしれない。

ただ、何にしろ、序盤のカワサキ不利は懲りたようで、来シーズンは、それを覆す秘策で新型ZX10RRは登場するという。実に楽しみである。

今年のカワサキといえば、SBKのタイトルだけでなく、鈴鹿8耐もZXR750以来26年ぶりにタイトルを取ったし、EWCでもタイトル獲得。名実とも、ZX10RRは最強のリッターSSと言える。

因みに、SBKのタイトルは創成期はホンダRC30/45、ドゥカティ888/916/995/996が優勢、その後の戦国時代を経て2013年にZX10RRがタイトルを取って2015年以降連覇が続いている状況。

来年、新型ZX10RRが如何なるモデルとして登場するか?非常に楽しみ。

カワサキ党、カワサキなら直四!最高である。

カワサキの市販車、どれも悪くない。ZX10R/RRは対象外だけど、個人的にはH2なんて嫌いじゃない。レトロ系ならカタナよりもZ900RSの方が好き。カッコイイバイクが多い。

東京モーターショーではS/C搭載のZが搭載するとの事。どんなZが登場するか?非常に楽しみ。

GPZ風、FX風、そんなZも期待したい。

|

« レア車 | トップページ | ライセンスランプ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« レア車 | トップページ | ライセンスランプ »