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2019年11月26日 (火)

マツダ3のスカイアクティブX

この試乗インプレ等が出回り始めた。スペックは180PS、22.8kgf・mとのこと。これって、ハイオク仕様に改めるという話の前とスペックは変わっていないような印象だけど、どうして?

それは兎も角、これはエンジン+マイルドハイブリッド+電磁クラッチ式スーパーチャージャーという構成のユニットである。

インプレを読んで知ったけど、S/Cのクラッチ接続は1300rpmだそうだ。それ以前はエンジン+マイルドハイブリッドらしい。

しかし、折角のS/C、それもルーツ式コンプレッサを1300rpm以下で使わないのは勿体ない気もする。
それよりもISGの方が効率が良いのだろうか?

ただ、自身の改造車プロボックスS/Cではアイドリング800rpm程度から過給する。街乗り乗用は1000rpm前後でS/Cによる過給走行である。これで平均燃費は13km/L程度、、、、
恐らく、マツダ3も自身の利用環境では15km/Lも行かないだろう。

2000ccで180PS、22.8kgf・m、、、スペック的に凄い訳でもない。プロボックスは1500ccで140PS、19kgf・mである。その差は排気量分の違い。燃費は、恐らくプロボックス改S/Cの方が良いように思う。っていうのは、代車で借りたハイブリッドアクアでも15km/Lである。プロボックス改より1割優れるだけである。となると、想像だけど、マツダ3の場合は、自分の生活域では10km/Lも行けば御の字っぽい。

凝ったメカニズムで結果が変わらないのであれば、普通のメカニズムでも良いような気がする。
新しい理論による燃焼かもしれないし、それ故に高コストかもしれないけど、結果が代わり映えしないのであれば、少なくとも価格は抑えて登場させるべきだったように思う。
せめて、1.8Lディーゼルと同じ価格帯か、高くても+数万円のレベルの値付けにすべきだったのでは無いだろうか?

正直、これって、初のミラーサイクルエンジンをリショルム式コンプレッサーで実現したユーノス800の二の舞的な印象が強い。2.2Lで3L並のパワーと2L並の燃費で登場したけど、話題は出た時だけだったように思う。

大丈夫か?

個人的にはラインナップが揃った今、マツダ3での買いは、1.5Sのみのような気がする。これも値付けは200万円以下にすべきだったように思う。
プレミアムブランドを目指すのは良いけど、やっぱり、元はアクセラ、更に言えばファミリアである。それを望む客層、、、、ファミリアに350万円を払おう!って顧客は多くないのでは無いだろうか?
スイフトスポーツを見習って欲しい気持である。

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