ダイキャストフレーム
1970年代後半、ブリヂストンの自転車のフレーム名称。
印象的な特徴は、シートポストが斜臼で固定するタイプ。パイプをクランプして留める構造では無かった事。
フレーム自体はスチール製だけど、当時は何がどうダイキャストなのか?が分からなかったけど、後に分かったのは、フレームとフレームの継ぎ手部分がアルミダイキャストの鋳ぐるみでスチールパイプを接合するとういこと。つまりラグ部分がアルミの一体鋳物で出来ているのだ。たしか、ラグという感じではなく、ダイキャスト部分とフレーム部分には2mm程度の段差があった記憶がある。
このダイキャストフレームは、通学スポーツ自転車のロードマン、その下のジュニアスポーツ車であるヤングウェイシリーズに採用されている。
因みに、上級のユーラシア以上のモデルは通常のラグ式のフレームだ。
このダイキャストフレーム、当時は、サドルの上げ下げが面倒臭い程度の認識である。
当時のロードマンの車重は13~15kg程で重量級だった。まぁ、リムはステンレスで軽量を追求した部品構成ではなかった。フレーム自体も相当な重さだったのだろう。
| 固定リンク
コメント