BBハイト
この度、フレームオーダーした時には、ビルダーさんから自身の筋力、脚力を活かすためにBBハイトは低く抑えたというフレームジオメトリーを提案頂いたりして、それ以降、BBハイトというのは結構気になる項目だったりする。
最初、BBハイト、、、と言われても、正直ピンと来なかったけど、これは自転車でヨーイング的な振れの発生源であるペダリングによる影響を抑える上で重要な要素のようだ。
BBハイトは低ければ低いほど車体は安定する。特に、高いトルクで高速で走行する時程、BBハイトの低さは有効。因みに、BBハイトが低いということは、乗り手自体が低い位置に乗るということで、重心であったり、空気抵抗であったり、いろんな面で効いてくる。
因みに、一般的なフルサイズのロードバイクのBBハイトは?というと270~280mmである。このBBハイト、低いとどうか?というと、車体が安定する反面、ペダリング時においてペダルと地面の距離が近くなる。これはクランクポジションによっては路面とペダルがバンク時に干渉するリスクが高くなるということ。
路面との干渉を考えると、安定性より安全性ということで、MTBのようなオフ車、段差の多い街乗り自転車ではBBハイトを高くとるということ。
因みに、高めのBBハイトといっても、例えばDAHONの折り畳み、BoardWalk系の自転車で300mmくらいだからロードバイクのスタンダード値+30mmである。この30mmというのが結構重要なんだろう。先の記事に書いたけど、DAHONで451化するとBBハイトは310mmオーバーする場合もありそうだ。
因みに、BBハイトを低くすれば、それだけサドルを下げる事が出来る。安定性は増すということだけど、その違いというのは色んな自転車の数値を見ると概ね30mm程度の範囲での話。この30mmに満たない範囲での数値というのが自転車の乗り味に影響しているのは確かなようだ。
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