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2019年11月23日 (土)

時代を変える才能

今のF1のフェルスタッペン、MotoGPのマルケス、チョット周りの選手と次元が違うような印象。勿論、現役のチャンプ、上位ランキングの選手もいるけど、走っている時の空気感は周囲のライバルと比較してもずば抜けている印象。

王者といえばタイトルを取った回数であったり、優勝回数だったりするのだろうけど、そういう記録ではなく、走っている時の周囲との異次元感という面でみると、久々に出会う才能のように見える。

F1ならハミルトンとかシューマッハとか偉大な記録を打ち立てたドライバーは数多い。遡れば、ラウダとかもそうだ。
しかし、タイトルの数とかではなく、走り方の突出感というのは、近年ならハミルトン、シューマッハ、アロンソ、ヒル、バトン等よりも、セナであったり、ジル・ビルニューブのような空気を感じる。

MotoGP(WGP)でも、マルケスの突出具合は異次元な感じを受ける。強いチャンピオンといえば、伝説のロッシ、他にもロレンソ、ストーナー、クリビーレ、圧倒的なドゥーハン、レイニー、シュワンツ、ガードナー、ローソン等々偉大なチャンピオンは数多いけど、初めて目にした時の違和感という面では、スペンサー以来の存在のように感じる。

競って競って競り合いに勝つ、、、、それも強さだけど、違和感というのは他の勢力とカテゴリーの違いでは?と思わせるような突出感が大事。特に、劣った機材でありながら対等以上の走りを見せ、対等な機材なら突出した速さを見せる、、、、こういう逸材は、なかなか現れない。

MotoGPでは2019年のルーキーオブザイヤー、クアルタラロも驚きの才能。

新しい才能というのは、それまでの常識を過去の常識にするような次元の違いを世界にもたらせているけど、マルケスなんて、正にそんな感じ。

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