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2019年11月 3日 (日)

ロードエンド

昔のロードバイクの定番エンド。それがロードエンド。昔の自転車でロードバイク以外はストレートドロップエンド。これはランドナー、スポルティーフ等の定番エンド。
どっちが使い易いか?というと、ストレートドロップエンド。
因みに、ロードエンドはロングタイプ、ショートタイプがある。そして、アクスルの位置決めするためのアジャスターが装備されている。ロードエンドの場合、アジャスターの位置決めでアクスルの位置を10~20mmの範囲で調整可能である。
ただ、このロードエンドは現在は死滅状態。見掛ける事はない。
ロードエンドのフレームを見ると、古いフレームだな、、、と思う。
現代において、自転車は昔風の鋼管ホリゾンタルフレームが好きだけど、エンドだけはロードエンドよりもストレートドロップエンドの方が好き。
今の時代、ロードエンドのメリットといえば、シングル化した時にチェーン張りをテンショナーレスで調整出来る事くらい。
昔、何故にロードエンドでアクスル位置が調整できたか?というと、、、、当時の記憶では、当時のフリーセットとRメカのセットを組み合わせた時、メカプーリーとスプロケの位置で変速性能が良くなる位置を出すためという風に考えていたけど、実際、それを実感したことは皆無。
他には、あの位置調整で、ジオメトリー、、、、という話も聞くけど、どうも怪しい。
実際のところ、ロードエンドのアジャスト可能な意味、、、、良く判らない。

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コメント

なるほど、有難う御座います。
ならば、ロードエンドで標準タイプ、ショートタイプというのは、コグの歯数差の許容値の違いということですね!
それにしても、変速機主流となった後もずっと残って居たものですね。
輪行等で後輪の脱着はストレートドロップエンドの方が楽なのですが、最近のロードバイクで後輪の脱着は輪行で行わないので、勿体ないものです。

投稿: 壱源 | 2019年11月 4日 (月) 12時55分

 先の投稿は、出先からでしたので、ちょっと調べた結果を追加して、いくつか補足を。
 ウイングナットと、ダブルコグの話は、Wikiの、カンパの項にも記載されています。ただ、変速機ではなく、クイックを開発する動機になったようです。ダブルコグで、アクスルを外して前後調整となると、テンショナーがない&チェーンを切らない限り、ロードエンド以外ありえないので、用途としては、このための用途で間違いないと思います。
 ストレートドロップアウト付きフレームの精度確保がむつかしいと書かれていた点は、まったくの記憶ですが、当時、ストレートドロップアウトのフレームが高価だったとも記憶しています。当時は、輪行する自転車専用のような扱いだったと記憶しています。
 その他の部分は、想像を含めていますので、それなりにお考え下さい。

投稿: ひでさん | 2019年11月 4日 (月) 10時26分

初耳です。
そうだったんですね!
色んな説を聞いた事がありますが、この説は納得できます。
ならば、昔のロードバイクをシングルスピード化して使うのは正常な使い方と言えるんですね!

投稿: 壱源 | 2019年11月 3日 (日) 10時57分

これには、変速器前が関係していると思います。
カンパニョーロが、ダブルクコグを切り替える為に、ウイングナットを緩めようとしたが、手がかじかんて緩められず、負けたのが、変速器開発の動機と言われています。
ダブルコグでは、チェーンの長さが変えられないので、アクスル位置の調整が必要で、ロードエンドは意味があります。
これに、変速器台座が付いたものが、カンパエンド。
また、ストレートドロップアウトエンドは、高い製作精度が必要なので、限られたメーカーしか作れない、と、45の年以上前の雑誌には、書かれていました。高さ方向が合っていれば、前後は多少ずれても調整でなんとかなる、ロードエンドは、中小メーカーには、便利だった筈です。
変速器の祖、カンパニョーロから、台座付き
エンドが供給され、その、コピーが作られたと言うのも有るでしょう。
そんな事から、変速器メーカーが乱立していた時代は、ロードエンドが使われていたものと思います。

投稿: ひでさん | 2019年11月 3日 (日) 08時34分

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