軽箱バン
50代以上のオッサンには結構人気のカテゴリーのようだ。
そういえば、行きつけの床屋の旦那も箱バンでキャンバー生活が趣味だとか言ってたし、身の回りを見渡すと、軽箱バンオーナー、軽箱バン検討中って人は少なく無い。
軽箱バン、パッケージ的には自動車の中で最高効率かもしれない。5ナンバーなら最高の荷室を持つと思われる商用バン、荷室床面幅は概ね1350mmくらいである。ボディ外寸横幅1700mm弱だからボディ厚さが170mmくらいということ。そして、荷室長が1850mmくらいである。これに対して、軽箱バンの荷室寸法はどのくらいか?バックドア開口部横幅が1335mmだから、室内の有効幅は殆ど一緒ということである。荷室長も最大で1900mmに及ぶ。
つまり、軽箱バンは、商用バンとユーティリティスペースは殆ど同じということ。幅の絶対寸法は劣るけど、上下方向の寸法は勝る。つまり、実用性能という面では非常に優れているということ。
まぁ、普通車規格で軽箱バンの作り方をしたら、キャブオーバーボンゴのようになり室内空間は更に圧倒的になるのだが、、、其処まで求めず、商用バンと同じスペースで十分と考えるならば、軽箱バンは十分に役を果たす訳だ。
不満が出ないスペースを確保した上で、路上でのリスクを最小限に抑えるために外寸を最小にしているパッケージである。軽箱バン、例えばエブリィならば二段ベッドセットなるオプションも用意されている。これを使えば車中泊も可能。
車を実用で使う前提で考えれば、必要な機能を満たすための最小構成が軽箱バンとも言える。
そう考えると、とっても魅力的。商用バンベースのワゴンオーナーから見ると、軽箱バンというのは、とっても魅力的。下手なスポーツカー、高級RV、輸入車等には関心が湧かないけど、軽箱バンはとっても魅力的。
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