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2020年1月25日 (土)

大型二輪免許

これが出来て、教習所で取れるようになって久しい。大型二輪免許制度が始まったのが1996年頃か?もう25年くらい経過している。それまでは自動二輪免許で16歳から取得可能だったのが、制度が変わって取得可能年齢が18歳となっているので、その制度を利用して取得した人の年齢で一番高齢な人も43歳ということ。
逆に言えば、2020年時点で43歳以下の人は、その気になれば誰でも18歳から大型二輪免許が取得できて、重量車ライフが満喫出来るようになっているのだ。

これは、シニア世代に突入したオッサンの自分から見ると、とても羨ましい。
自分ら世代を振り返ると、高校生時代は基本的に三無い運動で単車は乗らない、買わない、免許取らない時代である。高校時代に免許は取っても大っぴらに乗るのは適わない時代。高校卒業して18歳になっても限定解除は鬼のように低い合格率で簡単には乗れないので、多くの人が諦めていた時代である。それ故に、市場の主流は400cc以下の中型車だ。
この中型車で過ごす年数は数年から十年というのが一般的で、殆どが限定解除は諦めていた時代である。
そんな時代故に、重量車自体のラインナップも少なく、大型車で欲しいバイクが見当たらなかった時代である。
まぁ、そういう意味では大型二輪は不要と捉える人も少なくなかったけど、今の時代になって思えば、今時の若い人はとっても羨ましい。

仮に、自身が今の時代に、そう言う年齢で過ごしていたら、間違いなく教習所でサッサと免許を取って重量車を手に入れていたと思う。乗りたいバイクがあって、資格も手に入れる環境が整っている。時代が進んで過去の名車も手にれやすい世の中でもある。若い世代がZ2とかZ1とか、乗りたいと思えば乗れるのである。正直、自分からすれば、超羨ましい時代である。
今の時代は、とても良い時代である。

因みに、大型二輪免許を限定解除で取った人のプライドや、或いは、当時の中免のまま高齢化して、未だのそのままで居る人のコンプレックスもあるだろうけど、折角、時代の移り変わって1996年以降といえば、免許取得は、その気になれば可能になるわけだ。

取得すれば、取り方、年齢は関係無く、少なくとも同じ単車ライフが楽しめる訳で、楽しめるようになれば、その経緯や方法なんて、実際問題どうでも良いということになる。
そういう現実を考えると、旧手法の限定解除で取得したというプライドを持つのはともかく、今、取らないという現実の上でコンプレックスを抱えるというのは、チョット違和感を感じる。免許取得に如何ほどの経費が掛かるかは知らないけど、単車が好きで乗りたいので有れば、サッサと取得すれば済む話である。

大型二輪に興味がない人は取得しないし、コンプレックスも感じていないだろうからそれはそれで良いけど、興味が有って乗ってみたいという願望がありながら、取得行為に出ずに微妙にコンプレックスを抱えた状態というのが正直、一番格好悪いような気がする。

特に、シニア以上、還暦前後世代でそういう人が少なくないように思うけど、欲しいのならサッサと取ればよいのに、、、、そう思うことが少なくない。

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