自転車の子供乗せ
最近はスタンダード。それ専用の自転車さえも販売されている。
子供乗せといえば、後輪の上の荷台に設置するタイプ、ハンドルの上に載せるタイプ、ハンドル直後に装着するタイプ、、、大きく分けて三種類が売られている。
子供乗せには、落下防止用のシートベルト、子供の頭部がぐらつかないようなヘッドサポートが装着されている。
一見、安全のようにも見える。
しかし、所詮、二輪車である。それも単車とは異なり初動時のトルクが小さく、出だしでふらつきやすいものである。
そんな子供乗せが装着された自転車、思いの外、転倒による事故、怪我が多く発生している。
そもそも、自転車自体が不安定。その不安定な乗り物に最大二人の子供が乗せる事が出来る。これって市場の要求で生まれた乗り物だけど、何だか無理がある。
十分な安定性と出力を持つ原付でも認められていないのに、自転車が最大で三人乗りである。
子育て主婦に必要というのは判るけど、少なくとも絶対に転倒しない構造で無ければ子供乗せを認めるべきではないように思う。
前二輪か後二輪の三輪車でなければ子供乗せを認めない、、、それが本来の姿だったように思う。
今となっては普及してしまっているので、法改正は簡単ではないだろうけど、利便性と安全性のバランスから考えると子供乗せ自転車っていうのは間違った存在のように見える。
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