シートバッグ
1996年、ガンマで金沢に海水浴に出掛けた。その際の装備はタンクバッグとシートバッグ。そのシートバッグ、最後に使ったのがその時。それ以降、使っていない。
シートバッグというのは、便利なようで、そうでないような、微妙な存在。
その理由、それは、シートにしっかり安定して固定するというのが簡単なようで、最近のバイクでは簡単ではないという点。昔の座面の広いダブルシートタイプで、荷掛けフックが広いスパンで前後に配置してあるようなモデルの場合、ベースを固定する方法も思い浮かぶけど、80年代以降のデザイン的に凝ったモデル、タンデムシートが極めて小さいモデル、荷掛けフックが装備されていないようなモデルの場合、シートベースを固定するのは簡単なようで、案外難しかったりする。
一番手っ取り早く思い付くウインカーステーは、頑丈なようでそうでもない。今時のウインカーはステーが防振ラバーだし、ウインカー自体が樹脂製フェンダーに固定されているパターンが多く、しっかりと固定するための保持力という面では少々不安。シートベースをしっかり固定する時はラバーバンドを用いるけど、ラバーバンドのテンションを支えるには金属製のしっかりとしたフックが望ましい。案外、あるようで無い場合が多い。
今回、引っ張り出してきたシートバッグ、一応、チョットした走行時に携行するレインウェアとパンク修理セット、フットポンプを入れるのが目的。これだけならタンクバッグでも携行可能だけど、タンクバッグにそう言うモノを入れると他のモノは何も入らなくなるので、タンクバッグを便利に使うためにはシートバッグ併用の方が好都合という判断だ。ただ、このシートバッグ、CXはしっかりとしたタンデムバーがあるので装着は難しく無さそうだけど、シングルシートカウルを装着しているガンマとかは厳しい。SVではタンデムステップホルダーとタンデムバーで対応できるかもしれないけど、BTでは簡単なようで結構難しそう。
今時のシートバッグはフラットバンドをシートに巻き付けて固定したりするタイプが多いけど、シートが脱着式のモデルには使えるけど、シートが固定式のモデルだと厳しい。シートが脱着式でもシート下のシートレールが近くに無いと厳しい。シートバッグはタンクバッグと違って汎用的に複数の車種に簡単に取り付けるというのが案外難しい。
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