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2020年1月28日 (火)

後乗り用機材の発端

そもそも、こういう発想は無い。通常のロードバイク、ピストバイクで疲労に襲われたら後乗りを選んで疲労を分散するという使い方で、特に後乗り用機材を意識したことは無かった。

しかし、折り畳み自転車のDAHONを試行錯誤で改造する仮定で、後乗りという概念は無しで、セミリカンベントを究極としたクランクフォワード自転車への感心が沸き起こったのが6~7年前だ。
それまで、DAHONカスタムの我が家の西DAHON号では、極端な前傾姿勢でロードバイク的な走りを求めていたけど、途中から方針変更し真逆のポジションでの試行錯誤を始めたのである。
DAHONの場合、長いシートポスト、伸縮可能なテレスコピックタイプのステムが装備されているので、ポジションの違いを試行錯誤するのに適しているというのが最大の理由。
最初はアップハンドルの方が楽?というのが、昼ポタリングで気になり始めたのが発端。アップハンドルでアップライトな上体姿勢を作ると、逆にサドルは下げた方が楽?というのが発端である。そのままサドルを下げただけでは下半身が窮屈になる。そこで、座点からペダルまでの距離を確保して下半身の窮屈さを取り除くと、サドルを後退させると良いというのが発想の発端である。

こうして生まれたのが新生西DAHONで、アップライトポジションでポジションの自由度を得るためのマルチポジションバー、それからサドル位置をセットバックするクランクフォワード用シートポストである。

このポジション、最初はサドルを下げただけ。それ故に、脚の畳みが窮屈になるのでクランク長を短くしたのが発端。クランク長はスタンダードの170mmから最短で135mm迄短くしてみたけど、さすがに135mmではトルクが生まれない。この短いクランクに併せてサドルを後退させることに、、、そこで登場したのが上述のセットバックポストである。このセットバックポストは最大で200mm程サドルを後退させる事が出来る。これで更にサドルを下げる事が出来た次第。

そこで、サドルを下げてペダルをレッグプレスマシンのように押し出すペダリングを行うのに、踵でペダルを押し出すようにしていたのが3年前の話。

この時は、あくまでも特殊な西DAHONオンリーの世界という認識。

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