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2020年2月28日 (金)

ヒステリックパニック

公立学校の一斉休業。まぁ、仕方ないだろう。実際に必要かどうか?は別として、世界的にヒステリックに反応しているので、これは致し方ない。
この休業自体は現時点なら判断的にアリだろうし、否定するものでもない。

ただ、この事態を引き起こしたのは、年末年始の頃には判っていた中国での感染実態を軽視して春節特需に期待して来日観光客の入国を許した事。
まぁ、インバウンド依存の地方観光地への配慮があったんだろうけど、それがこの事態を引き起こしているのは明白。
最初のバス運転手の感染ではバス定員30人に最低一人の感染者。つまり3%の感染者率だ。これが一週間で二人に感染、3倍増となっている。毎週3倍の割合で感染者数が増大する計算だ。年間1000万人の中国人観光客、一ヶ月で80万人ほど。春節時における売り上げが1/10とか言われているけど、人数で計算すると8万人程。武漢地域からの入国者比率が大凡中国人の14%程、8万人×0.14≒1万人だ。この3%が感染者だとすると、300人の感染者が居たとしても不思議ではない。そして、あれから一ヶ月経っている。4週間である。3の4乗倍、つまり80倍程度居ても不思議ではない。つまり、国内では24000人程度の感染者が居ても不思議でないのである。

因みに、武漢の人口が1000万人、その3%が感染者だとすれば1月エンド時点で30万人居たとしても不思議でない。2月エンドで更に数倍居ても不思議でない。感染者数が8万人ってのは、恐らく嘘だろう。嘘の発表者であったとしても一ヶ月で3倍増だ。となると、1月エンドで30万人の感染者が現在3倍となっていたとすると、100万人の感染者が居たとしても不思議でないのだ。その過程で死者数が3000人とすれば、致死率は0.3%となる。

因みに、国内死者数が10人弱だ。これで致死率0.3%から逆算すると感染者数は3万人程。

そう、二つの異なる仮定で逆算すると数字がほぼ合うのが面白い。

現状、発表されている感染者数は1000人程度だけど、2月エンド時点で実は20000~30000人の感染者が居ても不思議でない。

ただ、致死率は実際は0.3%程度、、、、そう考えると、それほど過敏に反応する必要は無いけど、世界的な認識がこうなってしまった以上、今の対応は仕方ない。
こういう世界の反応は始まっていたにも拘わらず、春節特需を欲しがったために、年度替わりのイベント、歓送迎会、花見等々の需要を全て失い、五輪特需も無くなりそうなのが現状。

30000人の感染者が居たとすれば、人口比率的には0.03%程度だ。100万人あたりで300人程度は居る可能性が高い。

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