クルーズ船の検疫は適切だったのでは?
クルーズ船の乗客の下船が始まっている。これに対して様々な批判の声があるけど、個人的にはよくやってきたようにも思う。
実際問題、3700人の全員検査というのは、入港時点では不可能だったろうし、全員下船させ隔離収容するのもチャーター機からの帰国者隔離でも無理っぽい状況から考えると、やはり不可能だったろう。となると、下船許可が出せないのは致し方ない。
そもそも、途中下船者に感染者が一人見付かったという情報で、全員検査、全員隔離というのは選択出来なかったように思う。
今になって、対応を非難するマスコミが少なく無いけど、その時の段階で取れる策があったか?というと、振り返ると最善を尽くしたようにも思う。
敢えて言うならば、入港直後に旅行客の国籍に応じて、各国にチャーター便なりで引き取りを要請できたのでは?という程度だろう。それが出来ないなら、最善策を講じたように思う。
因みに、今回のコロナウイルス、中国で感染者7万人、死者2000人と言われているけど感染者は数十万人と考える方が自然。公称されている致死率2.3%ではなく、実際は0.1~0.2%程度なんだろう。
そして、国内の感染状況からすると、春節休暇前の入国者で感染が始まっていたと考える方が自然な状況。既に昨年末から国内では無症状ながらの感染が広がっていた可能性が高い気もする。国内で死者が1名ということは、0.1~0.2%の致死率から逆算すると感染者は500~1000人居てもおかしくない。
国内で500~1000人の感染者というと、感染は春節休暇前から始まっていた可能性がある。
更に思うのは、アメリカのインフルエンザ。死者が2万人を伺う。そして感染者が最大で2000万人以上も、、との話。普通のインフルエンザで此処まで死ぬか?と考えると、コロナウイルスに感染していた可能性もあるのでは?という疑念は信憑性を帯びてくる。偶然だろうけど、致死率は?というと、似たような0.1%前後、、、、中国人の渡航先は?というと、日本が多いけど、米国、オースタリア、フランスも結構多い。そういう状況を考えると、春節期に渡航規制を掛ける前に多くの人が世界中で感染を拡げていたのかも知れない。
そうなると、、、今更騒いでも仕方ないような気もする。
今、一番気になるのは、アメリカのインフルエンザ患者からコロナウイルスが検出されるかどうか?って部分。検出されない事を祈ってるけどどうだろう?
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