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2020年3月 1日 (日)

曲面デザイン

エッジの立ったデザインよりも、曲面で作られたデザインの方が好き。
エッジの立ったデザインは、覚えやすく、画でも描きやすいけど、なんだか単調。
一方で、曲面のデザインは見る角度によって表情は様々。

デザインの熟成度を見比べると、個人的には曲面デザインの方が、エッジを立てたペキペキデザインよりも進んでいるような気がする。

我が家の単車で言えば、個人的にはSV650SとかBT1100のデザインは非常に優れているような気がする。見れば見るほど格好いい。
BT1100は一代限りで後継車が存在しないから較べようがない。ただ、BT1100のデザインは他の国産ネイキッドとは異なるデザインで古さを感じない。
SV650Sはどうか?というと、国内では不人気だけど海外人気等で初代から20年を経て三代目が売られている。
ただ、デザインはFMCを繰り返す毎に劣化しているような気がする。二代目はペキペキのデザイン。平面的な構成。三代目は二代目から少し初代に寄せてきているけど、デザインすべき外装が小さくなってトータルのデザイン感は感じられない。
SVは機械的には現行が一番かもしれないが、デザインに関しては初代が最も美しい。

因みに、四輪の世界でも近年のキャラクターラインに頼らない造形美で勝負するマツダ車がデザイン的優れていると思う。初代CX-5ではそれ程感じなかったけど、その後のアテンザ以降は造形美が際立っている。それはアクセラ、デミオで若干の停滞をしながらも進化し、CX-3、ロードスターで明確な進化を遂げている。更に、二代目CX-5/8で飛躍し、マツダ3では更に美しい。コンセプトカーのRX-Vision、ビジョンクーペでも感じられる。

これら、曲面中心で、造形美で勝負しているデザインは非常に美しく感じる。

話は戻すけど、BTは近付いて、跨って、目に入るエクステリアはウットリするほどのデザイン。非常に優れている。SVは斜め後方から近付いた時のカウル、タンク、シート、テールカウルの起伏感が非常に美しい。単色で勝負出来るデザインっていうのは、かなりの優れものである。

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