EDR
ユーザーは存在を意識しないけど、車にはエアバックの作動状況を記録するために、車の運転時の状況を記録するEDR(イベントでーたレコーダー)なるものがあるそうだ。
これは、衝突事故の前後に、自動車の挙動がどうであったかを、公的な機関が判断することを助けるために、回収して分析することができるという。
ただ、これは速度、アクセル開度、エンジン回転数、ブレーキ制動状態等を数値で記録するもの。映像記録は別。
今どきのドライブレコーダーは、EDRとは別で運転時の周辺映像を記録するモノ。
この二つは別のもの。これらを利用することで、交通事故の状況が客観的に分析できると最近は考えられている。
ただ、最近の高齢者、池袋の車両テロ高齢運転者は、事故を認めても原因は車の誤作動との証言を譲らない。
こういう場合、ドラレコ、EDRだけでは運転者当人を納得させるには、もしかしたら不足かもしれない。
そういえば、さいたまで女子高生を電柱に抑えつけながら十数分もの間、アクセルペダルで女子高生をサンドイッチし続けた高齢者も、回りから注意されても行為を辞めなかった事を考えると、ドライバーの意識と行動が不一致していても、ドライバーの意識は自分の行動の非が認識できていない。
事故を分析する装置も大事だけど、こういう身体と頭が一致しないドライバーを機械が検出して車が動かなくなるようなインターロックも必要だろう。
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