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2020年3月11日 (水)

テンロククラス

これ、70年代からの定番排気量。コンパクトスポーティモデルといえば、1600ccである。これを定番化したのは、トヨタの2T-Gユニット。4A-Gの前のモデルで、レビン、トレノ、セリカ、カリーナの定番である。
因みに、テンロクユニットを搭載したモデルの普及グレードは1.3L、1.5Lモデルが多かった。
因みに、税制は1.5Lが境界。なのに1.6Lという維持費の掛かる排気量が持て囃されていた。

1.5Lでスポーティというと、日産のE15-ETエンジン、そう1.5L+ターボという構成。パルサーエクサが印象的。その後、マツダのE5ターボを搭載したファミリア等が登場して1.5L+ターボが対抗して登場。

しかし、人気の中心は1.6LのDOHCだ。

1.5Lでスポーティといえば、初代のバラードスポーツ・CR-Xの1.5Lグレードくらいだ。

その後、1.5Lでスポーツと言えば、初代スイフトスポーツ(HT81S)迄時間が空く。初代は1.5LのM15A型DOHCエンジン、高圧縮化やアルミ鍛造ピストンへの変更、樹脂製のインテークマニホールドの採用などの専用チューニングにより、85 kW(115馬力)を発生する1.5リッター自然吸気エンジンだ。しかし、その後はスイスポも1.6L化、現行では1.4Lターボ。1.5Lは少数派だ。
現在は、最新のロードスター、デミオ15MBくらいだ。

ただ、維持費的に考えれば、1.5Lのスポーツエンジンというのが一番コストパフォーマンスに優れるような気もする。勿体ない話しだ。

個人的には初代スイスポが一番好き。今でも欲しいくらい。二代目以降は今一。現行ならデミオの15MBも好きな車種の一つだ。

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