批判は簡単
コロナ対応、関係者の皆さんは大変ご苦労だと思う。
一方で、マスコミ、ネットでは対応を批判する意見が少なく無い。
陽性患者がたらい回しだとか、対応が後手後手過ぎるとか、、、印象的には、後になって言うは簡単。ただ、その時点の情報量で判断出来たか?というと、その後の状況が判らない時点において判断なんて出来ないだろうと思う。
陽性患者がたらい回し、そういう例も居るかも知れないが、現状の死亡者数の増加傾向を見ると、そういう不遇な例が確率的に存在していても仕方ないように思う。
患者全数を見付かった順に対応して、キャパシティをオーバーするとか、PCR検体輸送能力がどうか?とか、そういう部分に実際に携わらざるを得ない状況を考えると、仕方ないように思う。
批判するのは簡単だけど、共通するのは先の提案が無い事。少なくとも過去をどうこう言っても戻らない。現時点を受け入れて次をどうするか?の意見でなければ意味はない。
感染者数の増加は止まらないが、他国の死亡者数の増加傾向と比較すると、強ち全てが間違っていたとも思えない。少なくとも、原発事故で放射性物質拡散予測を手にしながら何も出来なかった時の対応に較べると遙かにマトモな気もする。
今は自粛依頼よりも、もっと強制力を持った権限で対応すべきのようにも思う。
一番の問題は、屋形船とか観光バスでの感染が報じられた後にも、閉鎖空間で出掛けた人々の危機意識の無さの方が問題だろう。大阪では感染者80人中63人、実に80%がライブ参加者由来だという。ライブとか祭りイベントで集団感染した人が数多く見付かっている現状を見ると、そういうイベントを自粛ではなく禁止させるくらいの権限を与えないと厳しいのではなかろうか?自粛要請に対して、バラマキ宣言して感染させるオッサンとか、ロック魂?でコンサートを強行するアーティストとか、そういう行動すれば、自粛で在る限りは賛同する人も確実に存在する。そういう危機意識の無い感染者が日常に戻り、周囲や家族に感染させている実態を鑑みれば、自ずと方向性は見えてくるのではないだろうか?
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