感染は不可避と考えたら
検査が少ないというのは、或る意味、合理的。
陰性で安心したいためとか、陽性だと直ぐに治療して貰いたい、、、これが検査希望者のホントの本音、核心だろう。
人に感染させるのが怖い、、、それは、インタビューされた時等の建前。今の空気感で検査!検査!の本音は少し違うような気がする。
検査をするなら陽性判定した時の処置可否の能力に併せて、、、これが理想。
ところで、検査を控える本音は何処に?というと、多くが軽症、無症状、、、それなら自然治癒に委ねたいのでは無かろうか?症状発症で受診に来た人を検査することで、症状発症による感染拡大患者を封じ込めるための検査であり、仮に感染者であっても軽症者なら感染拡大のリスクを小さく見積もってスルーしている訳だ。
感染者が増えても、自覚症状が無いレベルなら爆発的な感染拡大にはならない前提の戦略だろう。咳き込む人が大きな感染力を持つので、それを隔離するために検査している筈。
検査!検査!の大合唱で、軽症者さえも隔離するためのホテル調達、、、、もしかしたら、回転率の悪いホテルへの補助的な意味合いと、世論沈静化が最大の理由かもしれない。
やはり、大事なのは咳等の発症者の隔離、それから重症化患者の治療というのが、検査能力と治療能力から考えたらベストかもしれない。
重症者を如何に早く捕まえるか?そして、自覚症状無し者は自然治癒に委ねる、、、、悪くない考え方に見える。中国での無症状感染者をカウントしないというのは、そう考えると合点が行く。
何となく、最近のマスコミ等のヒステリックな報道は、この方法論に従った施策遂行能力を鈍らせているようにも見える。
仮に検査を拡大しても、心配だから、、、というだけで検査を希望する人を受け入れたら手間ばっかり掛かるだけだろう。体調不良で咳症状発症者を診察して必要に応じて対応というルールをしっかり守るべきで、アップした検査能力は検査結果を早く出すという部分で活用すべき。
個人的には、今のマスコミの騒ぎっぷりは、心配な人も全部受けられるように!ってパニック扇動にしか見えないのは気のせいか?
大事なのは、集まって対面で食事はしないように!の通達徹底で良いような気もする。向かい合って飲食、会話を禁止するだけで、効果は随分とありそう。
ウイルス対策での神経質にも見えるアルコール消毒等々、、、、微妙だ。
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